amazon basicsの方眼紙パッドを使ってみました。amazonのA4でもA5でもない用紙の世界。
「書く」こだわりのある私は、その書く下地、メモ帳、手帳、用紙についても、これでいいという妥協はなく、これまでもいろいろ試してきました。
ですが、最近は、母艦のシステム手帳をオーダーで新調し、それにメモパッドをセットする仕組みを作ったので、落ち着いておりました。
しかし、ふと、こう思うことがあるのです。
「単なるメモではなく、思考の下地」「A4に10枚書くことに比べたらどうも軽い」「メモの魔力のノートを数十冊書いてきたことに比べたらメモの活用性が弱い」などです。
思考を展開していくには、最低限A4程度の大きさが必要なのではないかと。
1.Amazonbasic、その俊逸感は絶品ながら、どうも商品展開が稚拙なのではないかということ。
下の写真は、左から「愛用のシステム手帳」「Amazonbasicメモパッド」「Amazonbasic方眼紙パッド」となります。
今回、Amazonのセールで、方眼紙パッドが安くなっていたもので、すでにレビューが5千以上あるこの商品が、どんなものか買って使ってみているわけです。
2冊入りで、651円(セール価格)。1冊300円以上します。
普通、A4のメモパッドでしたら、100均でも買えるものです。
もちろん、紙質など、性能面もあっての価格ですが、「書く」こだわりのあるユーザーにとってそれはどうなのでしょう。
2.ネイビーの手帳、ノートケースがそろえば、なんかいい雰囲気に。
3種類並べることに特段の意味があるわけではないのですが、がさつにノートを使うのではなく、カバーを使うだけで、使用時のモチベーション、ビジネス時の印象がとても違ってきます。
メモ帳、ノート、紙は、思考のツールとはいえ、使用時のシチュエーションを意識すると、それもひとつのビジネスツールとなるわけです。
システム手帳をオーダーするとき、モスグリーンとネイビーでずいぶん迷いました。
こうしてメモパッドのケースと並べると、汎用性の高いネイビーという色を選択してよかったと思います。
システム手帳オーダーにまつわるエピソードはこちらのマガジンに。
3.どちらも使うか?ではなく、この商品との比較で導入を検討する必要あり(Amazonbasic メモパッド)
こちらが現在ヘビーユーズしているメモパッド。
システム手帳にセッティングしているので、使用感増えるのは必然でもあります。
とにかく、書き感がいいのです。薄い紙質、ペラペラのザラザラなのですが、それがまた万年筆にはよく合うわけです。
薄いわりに、裏移りがほとんどないというのも魅力です。
4.メモをすることが目的なのではなく、メモから生産することが目的。
なんでもかんでも、A4コピー用紙の横に箇条書きして分類していくという「0秒思考」。
肝は、「大量に書く」ということです。
その動作を継続して、楽しむためには、書くこと自体が楽しくないといけないわけですが、私の場合は、そのポイントが「万年筆」なんだと思います。
そうなると、紙は万年筆に合ったものでないと、動機が続かないわけでして、必然的にコピー用紙をメモ用紙にするという選択肢が消えてしまうわけです。
経済的なのですけどね。
5.新方眼パッドを使い、これを使用するか、使用するならどうするかを思考してみた。
結論から言いますと、この方眼パッド、私の常時使用のツールにはどうもなりえないようです。
ポイントは次の三つかと。
①A4でもB5でもない微妙なサイズ感(面白さでもあるけれど)
30㎝×22㎝という微妙なサイズ感。ぱっと見はA4かと思わせる風貌ですが、実際はかなり小さめになります。
ですが、書いている分には、さほど気になりません。
A4に書いている感覚です。
しかし、A(3.4.5)以外のサイズがデスクに並びだす凸凹感は、あまり気持ちのいいものではありません。
ただメモして、それは(清書のようなことをするので)捨てるという目的なら、それはそれでありかもしれませんが。
②白という色(黄色に軍配があがる)
使用中のA5(正確にはA5より小さいサイズ)のAmazonbasicメモパッドは、鮮やかな黄色です。
ビジネスの紙の通常は、圧倒的に白用紙が多い中、自分作業のメモが黄色という色に変化することが、切り替えや高揚など、脳の変化に影響を与えていると思うのです。
どうして白なのか、どうして黄色がないのか。残念です。
もうひとつ言うと、使用中のメモパッドは黄色ですが、横罫線です。
どうして方眼がないのでしょうか。
③コスパの大きな差(大きさ倍で、価格4倍はないよ)
極めつけは価格。使用中のA5メモパットは、1冊単価で、約75円。簡素ないでたちとはいえ、そのコスパは十分満足です。
なのに、この方眼パッドは、その倍の大きさなのに価格は4倍です。
そもそも、A4のレポート用紙が300円超えって高すぎます。
(枚数も違うので、実際のコスパはまた違いますけどね、あくまで印象です)
Amazonprimeで自宅まで無料配送されるものではありますが、ちょっと・・・ですね。
当面は、自宅と会社のデスクに1冊ずつ置いて、デスクでも思考用メモ帳として使っていきたいと思います。