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マールというやつです。~男鹿目潟火山群三ノ目潟は神秘の湖、でも徒歩10分で静寂なスペースを独り占めできる贅沢な場所~

神秘の湖が、本当に手ごろに見ることができる贅沢さ。
秋田県は男鹿半島にある「マール」と言われる火山地形からなるいくつかの目潟、そのひとつの「三ノ目潟」にはじめて行ってきました。

普通、「神秘の・・」というためには、かなりの山道を危険をおかして行くものという常識がありますが、ここは違います。

通常の県道沿いに車を置いて、たいした山道でもない道を徒歩10分でたどりつけます。

でも、あまい広くは知られていないのです。

1.男鹿目潟火山群とは

男鹿目潟火山群は男鹿水族館GAOの東側丘陵地にある、東北東の方向にほぼ直線上に並ぶ3つの淡水湖で、東から一ノ目潟(北浦西水口)、二ノ目潟(戸賀塩浜谷)、三ノ目潟(戸賀塩浜)と呼ばれています。これらは水とマグマが接触して起こる水蒸気爆発によってできた火山地形(マール)の典型として、また単性火山群としても貴重であり、東北地方では唯一のものです。

男鹿市HP

この日は、あいにくの曇り空でした。
WEB上では、このように青空と対比する水の青がすばらしいコントラストです。

湖畔がすぐに丘になっている特徴的な形状

2.写真集

八望台という高地からの写真。
手前が「二ノ目潟」です。今日行った「三ノ目潟」は、このように見ることができない場所にあるのです。

奥が戸賀湾

10分ほど山道に入ると、このように神秘の湖が見えてきます。
ボランティアの方が丁寧に草刈りしてくれているので、運動靴程度で難なく行くことができます。

ちょっと、数名が弁当食べるくらいのスペースがあります。
ゴミ一つなく、透明度の高い湖面。魚類は確認できませんでした。
パノラマ撮影。この場所以外には徒歩で行けないという情報です。ドローン飛ばしたら別の発見があるかもです。

森の時間、自然の中の時間はとても有意義です。
人がいなくて、孤独な場所は、なかなか、ないものです。
いい場所ですが、あまり人に教えたくない場所でもあります。

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