【メモワール】実家へ出向いたこと。
【メモワール】は、自分の過去を年代毎に区切り、その時期にあったことや感じたこと(五感なども)、出会いなどを思い起こす、思いをはせるという行為です。
【モーニングページ】などとともに、「やりたいことをやりなさい」の中の人生改善のツールとして推奨されている技法です。
1.実家を売ったこと
およそ15年くらい前に、いろいろ事情があり、実家を売却しました。
既に両親が他界していたこともありますし、実家とはいえ、転勤族で社宅に移り住んだ幼少期を過ごした私にとっては、実際居住し生活をした思い出がそう多くはない家だったというのも売却できた理由ではあります。
ですが、両親の思い出がつまった家を他人に売却してしまうということは、当然、もうその家に入ることはできないということ。
結構、心にくるものがありました。
その後も、やはり、その付近に行くと思い出してしまうので、なるべく近くも通らないようにしていたのです。
2.どうして今になって、実家に行ってみようと思ったか
15年という歳月が流れたということもありますし、たまたま付近の当時お世話になった関係者の方から連絡が入ることがあって、なんとなく、その家のことや近所のことが気になり、「行ってみようかな」という気になったということです。
今の自宅から、車では15分くらいの距離。
そのあたりをついでに通るということもないんで、本当に久しぶりになりました。
そして、あまり使っていなかったロードバイクで少しばかり遠出してみようと思ったのも、動機のひとつではあります。
3.実家の風景
付近に近づくにつれて、いろいろなことが思い出されました。
ここに記録しておきたいと思います。
・大きなバイパスが通りそちらがメイン道路となったためか車の通行量が激増・同時にバイパス付近には小中の商業施設が並列(コンビニなど)・モスバーガー、マックは当時から健在・利用していたスーパーは廃業・川は護岸工事のせいか赤茶色に濁り・桜並木にコスモス散歩道整備・神社が多くあり歴史価値のある地域であったから、もっと散策しておけばよかった・うまい蕎麦屋があったが、今もあった・向かいの鉄工所の社長は若くして亡くなったらしい・
ざっと、こんなことに気づきました。
住んでいた当時は、Googlemapもありませんでしたから、こうしてみる航空写真も新鮮に感じます。
そして、これが私の実家だった家です。
庭をつぶして木を切っていました。
そうすれば車は3台おける広さがありました。
当時は1台分だけでしたので、向いの鉄工所に置かせてもらったり、本当にお世話になりました。
二階の右側が私の部屋でした。
あまり、留まることができませんでした。さみしさと、悲しさと、なつかしさと、そして後悔と。
4.近所を散策
付近を自転車でまわってみました。
住んでいたときは、ほとんど移動は車だったので、近所になにがあるかなんて知らなかったのです。
それにしても、ロードバイクという乗り物は、本当に便利というか画期的な乗り物です。
まずは、車体の軽さがあるので、自転車押して坂道を上るのも(例えば階段も)苦になりませんので、かなり細かい道に入っていけます。
そして通常道路では、細いタイヤと駆動性能で、多少の遠距離は疲労しません。
ほんと、ママチャリとは別の種類の乗り物です。
近所には、秋田城址がある関係で、高台が多い地域です。
そして、意外な小道が多数存在し、怖いながらも勇気を出して踏み入ると、こんな高台にでてしまうという、面白さがあります。
当時、散歩とかする余裕もなかったから仕方ないですが、なかなかいい場所です。
特に老後を過ごすには、にぎやかさと静かさがちょうどいい地域だと思います。
5.古四王神社
その高台を降りれば、旧道沿いに神社があります。
当時、何度か初詣に出向いたでしょうか。
この神社について、検索したところ、いいブログが見つかりました。
かなり詳細に書かれていて、付近の史跡のことなども解説されています。
これを持って、もう一度、神社には参拝に行き散策してきたいと思います。
私は、「神社めぐり」も自分のnoteのテーマ(マガジン)にしているので、このブロブページは利用したいと思います。
誰が書いているんだろうか。
6.そして、まだまだ続く【メモワール】 アパート一人暮らし
実家を売却したときは、実家に1年少し暮らしていたのですが、その前は秋田市の保戸野という中心部に借り上げ社宅で一人暮らしをした時期がありました。
この保戸野という地域、本当に便利かつ高級な住宅街です。
古いアパートでしたが、まだ健在でした。
確か、手前が大家さんの家だったような。
7.高校時代に1年だけ住んだ社宅
父が転勤族でしたので、いろんな社宅を転々としていました。
この社宅は偶然にも、実家に向かう方向にあるので、立ち寄ってみました。
建て替えしたか、リフォームなのか。
平屋であること、大きさは大体変わってないように見えましたが。
8.【メモワール】しての感想
この本に出合ったことで、勇気を出してかつての実家に足が向いた気がします。
そして、行ってみると、いろいろな感情が沸き上がりましたが、それはそれで大切なことにも感じましたし、ひとつ胸のつかえがとれたような、おおげさですが、そんな気もしました。
マガジンを作り、【メモワール】を増やしていきたいと思います。
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