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チョコレートフレーバーホイール VEGITAL

チョコレートフレーバーホイール最後の説明はベジタルです。ベジタルという言葉は日本では使わない言葉なのですが時々ショコラティエが自身のチョコレートの味わいを説明するときにベジタルと表現することがありますので、チョコ好きさんは覚えてもいい単語かもしれません。植物性の、野菜の、という意味です。大きく言うと青い葉っぱのイメージですね。フレーバーホイールの色もグリーンです。わりとこの中にある風味はチョコレートを食べるとよく感じる味わいが多く含まれています。

ハーバル・スパイシーとベジタルの境界線にナッツ類(ウォールナッツ・ヘーゼルナッツ・アーモンド)がいます。ナッツの違いはなかなか難しですね。これはそれぞれのナッツを食べて感じる印象を体感で記憶していくにつきるかもしれません。

WALNUT (くるみ) ピーカンナッツやピーナッツなどの風味。少しほろ苦さと甘さがあるような味わい

HAZELNUT(ヘーゼルナッツ) カシューナッツやブラジルナッツなどの風味もこちら。油脂感を感じつつもナッツの皮だけでなくその実の部分にも特有の香りが油の中に溶けている印象があります。

ALMOND(アーモンド)アーモンド、ピスタチオ、マカダミアその他種子類の風味です。アーモンドの場合はどこかその果皮のほろ苦さと、ローストした香ばしさ、ほどよい油脂感、そんな印象を受けるときです。

COCONUT(ココナッツ)上記のナッツ類とは全く違うタイプの甘い香りです。ココナッツのような風味が突出しているチョコレートが時々あります。

OLIVE(オリーブ)アルフォンサペルー ブラックオリーブ、
グリーンオリーブ、カラマタオリーブ、トスカーナのオリーブオイル

WOODY(ウッディ)シダー(針葉樹の香り)、マホガニー、オーキー、
松、キニーネ など。木の香り全般です。

LOAM(ローム)堆肥、土っぽい、林床、フムス、泥 Earthy という言い方をするときもあります。なんとなくネガティブぽいイメージですが、こちらは、良い印象の場合のアーシーです。

GRASSY(グラッシー) 草を刈ったときの香り、緑の草、青葉、干し草、落花生、ほうれん草、藁、未調理の野菜類全般 など緑系の香りです。

DAILY(デイリー)乳製品のことを指します。バター、クリーム、デボンクリーム、エバミルク、ケフィア、牛乳など、乳製品を混ぜたように感じる風味の場合、こちらを選びます。

ダークスイートと、ヴェジタルの境界線にあるのが下の3つです。甘い香りでもあるし、植物性の香りでもあるという感じです。

RUM(ラム)年代もののラム酒、バーボン、ブランデー、オー・ド・ヴィー、ラムアグリコール(サトウキビの絞り汁のみを発酵蒸留させたラム)、
ウィスキー、ホワイトラム  アルコールのような風味を感じるものはこちら。

COCOA POWDER(ココアパウダー)アルカリ化されたカカオパウダー、
焼きたてのチョコレート、ブラウニー,天然カカオパウダー など。たまにチョコ菓子を食べているかのような風味を感じるチョコレートがありますが、そういう時はこちら。

COFFEE(コーヒー)焙煎したコーヒーのような風味を感じるもの。(甘・苦)のような香りを感じるものはこちらです。



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