はじめて佐藤可奈子のnoteを読む方へ
※2024年10月17日更新
こんにちは!
雪国で農業法人の代表しながら、執筆してる、佐藤可奈子です。
改めて自己紹介をしておこうと今日は書いてみました。
問い合わせやメッセや依頼などはこちらにお願いします。
「こころ動く世界を届けたい」
香川県出身で、立教大学法学部卒。
「世界を平和にしたいのだ!」と難民支援や紛争解決を真剣に考えながら、学生時代はアフリカをうろうろしました。
そんななか、国際NGOさんとのご縁で、中越地震の復興ボランティアに行く。
そこで出会ったのが、日本有数の豪雪地・新潟県十日町市の限界集落でした。
そこにいたのは、限界を希望に変えようとする6軒13人の集落…。
その地域に通い、農作業をする中で、農家さんたちから、目に見えないけど大切なしなやかな生き方、価値観、美意識を教えていただき、「大切なものを、当たり前に大切にできる大人になりたい!」と、大学卒業年の2011年2月20日に移住、就農。
廃校になった小学校の理科室に住みながら、農業生活が始まりました。
なんだかんだで農園はすくすく成長し、
2018年に農園を法人化。気合い入ってく。
本業のかたわら都市と農村をつなぐ移住女子フリーペーパー「ChuClu」編集長したり、女性用の農作業着開発したり、十日町市農業委員、新潟県農林水産審議会委員、内閣府の地方創生有識者会議委員(漢字ばっか・・・)などなど、発言する場をいただきながら、中山間地域の農業や地域の持つ素敵なものたちが、どうすれば未来に繋がれていくかを真剣に考えてきました。
そういうのもあってか、ForbesJAPAN「日本を元気にする88人」ローカルイノベーターや、内閣府男女共同参画担当大臣賞をいただいたりするようになりました。
ありがたいことです…。
ところが。
地域農業に貢献しようと力んだり、ゴリゴリマッチョな農業経営に邁進するなかで、子育てとの両立にも苦しみ……2018年秋に加工所建設を失敗するあたりで、心と身体を崩してしまいました。
詳しくはこちら↓
ライフステージの変化によって悩んだり、立ち止まったり、メンタル崩したり、思うように働けなくなったり。
誰かのため、地域のために頑張ってたけど、
自分が本当のやりたかったことって、何だっけ。
あり方や、人というもの、心やチームについての学びを深めていきます。
自分の弱さに向き合い、そこからいろんなことがあり、2021年には、新しい仲間たちと農村女性の自立支援を軸に行う農業法人、women farmers Japan株式会社の設立、加工所建設の再チャレンジを実現しました。
こちらの女性農家の課題解決の仕組みは2024年グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」を受賞しました!
同時に、「こころ動く世界を描きたい」という、今まで見ないふりをしていた、自分の本当の衝動に気づきました。
今までは、農業の師匠の見る世界を通じて、心うごく世界に出会い続けていました。
人間以外も存在する、自然に内包された場所で出会う、かけがえのない瞬間や、柔らかい時間、そこで生まれる価値観や美意識。
五感が揺れるのが、心地よかった。
そんな世界が好きだった。
だから農業を始めました。
私の夢は、心動く世界を、国境を超えて届ける表現者になることだった。
その手段が、今までは農業生産だったのかもしれません。
地に足ついた農園経営と、空中戦のような表現の世界、この2つをいかに行き来するのかが、いまの私のテーマです。
その探求をするためのメンバーシップ(有料メルマガ、ファンクラブのようなもの)も作りましたので、ぜひご支援いただけますと幸いです🙇
現在、山奥に移住して農業していた一見変人の私を「いいね!」と言ってくれた今の夫と、3人のお子たち、義父母と同居中。
母ちゃんがんばるぞ〜
これを読むと、かなちゃんのことがだいたい分かるnote
日々、泣いたり悔しがったり、笑ったり考えたりして生きてます。
本が好きなので、ところどころ本の話も出てきます。
noteコンテスト、グランプリ受賞作品
noteコンテスト、審査員特別賞受賞作品
その他のエッセイ
初めて出した本
山で暮らしながら、つきっきりで農業を教えてくれた師匠と、地域と、家族と…そこにある大切な本質に向き合い続けた日々をまとめた本。
新潟日報にて5年間連載させていただいたエッセイが本になりました。「夜に読むと最高」と言われた(笑)、穏やかなエッセイ集です!
初めて書いた小説
2021年春、Amazon kindleにて小説「マザージャーニー」もリリースさせていただきました。
kindle unlimitedご登録の方は無料でお読みいただけます!
本作は「るろうに剣心シリーズ」「龍馬伝」の大友啓史監督、「宇宙兄弟」などの編集者・佐渡島庸平さんご指導のもと、完成させることができました。本当にありがとうございました!
【あらすじ】
母親を亡くした女の子が、母が残した農業日誌を頼りに死と向き合い、苦しみや弱さを乗り越えようとする家族の物語。なくしてしまったものに対して、自分の弱さとともにどう向き合っていくか?眩しくて美しい自然の世界とともに描く。
農園では、こういうもの作ってます
「里山農業を、心うごく世界に」をテーマに、
women farmers japan(株)という農園の代表をしてます。
ウーマンファーマーズジャパンと読みますが、長ったらしいのでwofa(ウーファ)と呼んでね。
師匠が作り続けた絶品さつまいもを継承し栽培、そして干し芋やスイーツブランド「雪国ドルチェ」やこども鍬などをお届けしたり、女性農家コミュニティの運営をしています。
↓オンラインストア
↓会社HP
その他、執筆している媒体
全国農業新聞新聞で毎月「起業相談Q&A」コーナーにて、経営や女性農家ならではの悩みに全力で共感し、全力でお答えしております!
2021年加工所ができてからのこと
2021年はいろんな大勝負がありました!
一つは会社を役員体制含め、新しくすること。
もう一つは、念願の干し芋加工所を無事竣工し、十日町での干し芋加工をスタートさせることです!
それに伴い、干し芋をその他さつまいもスイーツ含め、雪国を代表するスイーツにするべく、新ブランドとしてリブランディングしました。
↑こちらの動画では移住から加工所スタートまでの記録を取材してくださり、番組になったものを見ることができます!
2022年、忙しすぎてほぼ記憶なし…展示会に初出展
2022年は販路開拓に邁進!
それにあたっては東京ビッグサイトでの展示会の参加は大きな転機となりました。本当に多くのバイヤーさんたちと交流ができ、名刺交換数は200枚以上に…!素敵なご縁がたくさんでき、やったことない商談をたくさんさせていただいた1年でした…
2023年、6次化大賞グランプリ受賞。Forbes「世界を救う希望100人」に選出
相変わらず超多忙…日々いろんなトラブルも起き、船を作りながら漕いでいるような状態ですが、いろんな人にwofaのことを知ってもらって、ありがたい賞をいただく機会が多い1年でした!
しかしまだまだこれから…!
がむしゃらに製造する段階から、チームの仕組みづくりや、会社っぽいことを徐々にしていくように。
スタッフも増え、2023年末現在、総勢18名の皆様が楽しく元気に、職人としての誇りとともにハッピーを届けております!
一方で、2023は個人的には体調を崩しまくった1年でした…
自分の苦手分野を力技でマスターしてくような感覚で、一方で自分の好きなことや言葉を残していくことが全然できなかったので、少し五感も枯渇気味に…。
そうなると、私自身のエネルギーのバケツに穴が空いているような感覚が始まり、注いでも注いでも抜けていくようで力が出にくくなり。
人生のマラソンを走り続けるための、エネルギーのコントロールがテーマになりました。
2024年のテーマ
さて、今年実現したいこと。
前年と引き続き、ヘルシーにハッピーに走り続けるためにも無理のない「自然体」の状態で、会社運営が起動に乗ること。
(私がいなくても、回ってけるような仕組みを整えていくこと)
そして、エネルギーを高い状態で保てるように、日々心と体と行動に気持ちを向けること、かなと思っています!
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いつも「スキ」をくださる方、本当にありがとうございます!!!
通知が来て、お名前拝見するたび温かい気持ちになります。
山から吹く風に乗せて届けた言葉で、誰かの心にもやさしい風が吹けば嬉しいな。
基本的に毎日noteをアップしてます。
これからもよろしくお願いします!