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環境設定されることで、相手とホントの部分で深く繋がれるよね
新潟市長との懇談会で講演しました
先日、新潟市長の中原市長との「次世代を担う農業者との懇談会」で講師を務めさせていただきました。
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私は新潟市の農業者ではないので、私に対してどんな役割を求められてるのか、お声がけいただいたときから担当の方に色々聞きながら講演内容を用意していったのですが、参加者の皆様からはたくさんご質問もいただいたり、嬉しいご感想もたくさんいただき、とても有意義な時間となりました!
懇談会の様子はNHKのニュースにもなってたようで、たくさんの方にお声がけいただきました。ありがとうございました!
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ありがとうございました!
一方で、もっと農業者と市長がガンガン意見を言い合う場かな、と思ってたのですが、要望的なものは配布されていた書面で書かれてあり、農業者の皆様と市長が対話する時間はのちほどの懇親会で、という感じだったので、その辺りのディスカッションは気になるところではありました。
知恵の車座という、場の設定
そういう意味で。
そういえば、その前週に五泉市で開催された「第19回女性農業者の集い」(第19回ってすごい!!)にお声がけいただいて講演にお邪魔したときに、なるほど、と思う話を聞きました。
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実は五泉市の当会では講演だけではなく、ワークもファシリテートさせていただきました。
担当の方とのやり取りで、ワークはwofaでも何度かしたことがある「知恵の車座」というワークをやりました!
知恵の車座は
「組織は変われるかー経営トップから始まる『組織開発』」(加藤雅則著)で紹介されているものです。
ざっくり説明すると、
1、相談者は2分で相談内容を共有する
2、一問一答TIME
他メンバーは順番に一度にひとつずつ、問題を明確にするための質問をする。3〜4ラウンドくらいして、掘り下げる
3、あーだこーだTIME
相談者は輪から背中を向けて、他メンバーは自由に、無責任に解決策をあーだこーだ話す
4、相談者は話の中に戻って、自ら納得のいく解決策を選び、創り出し、次の行動を約束する
というもの。
wofaでも何回かやったことあるのですが、自分では気づかなかった第3の道、視点が得られる、とてもいいワークです。
でも実は、それだけではないことを教えていただきました。
このワークをした五泉市のスタッフさんがこんなことをおっしゃっていました。
相談を受ける側もなぜかスッキリする場
「実は対話するようなワークみたいなものが苦手なんです。
だから初めてのときはあまり気乗りしなかったんですが、
実はやり終わったときに、とてもスッキリした気持ちになったんです。私は相談者でなかったのに」
ほうほう!
相談する側でなくても、とても気持ちがスッキリする!
とても新鮮な視点でした。
「多分、よくある交流会でも悩みや課題を話したりもすると思うんですけど、そういった時は『こういうこと聞いたら失礼かな』『これは聞いちゃダメかな』という気持ちになって、あまりツッコんだ話ができないんです。
でもちゃんとこのワークでは『相談者の悩みを深く聞いて、それを一緒に考える場』『悩みの解像度を高めるために、一問一答する場』がある、そして、ここで話されたことはこの場限りで、と『守秘義務』が約束されてます。
だから、ツッコんだ話を聞いて、そしてそれに対してともに深く考えたり、ほんとの共感ができたりできるんです。
多分それがいいんでしょうね」
とのことでした。
それにはすごく共感しました。
私が懇親会というものが苦手なのは、とても賑やかな中で(相手の声が聞こえづらいストレスにさらされながら)浅い会話しかできないから、と感じていたからです。
相手が抱いているものの本質や、本当の姿を掴むと、とても聞いている側も深い部分で共感できたり、相手に対して深い感情や思考が生まれたりする感覚があります。
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でもそれは、こうやって意図的に「場の前提を揃える」「場を設定する」ことで達成できるのかな、と感じました。
私は基本的にコミュ障なので、ご自由に〜という場を与えられたところで、とても素敵な雑談をすることがとても苦手です😂
だからこそ有効でもあるのかな、と思ってましたが、やはりこういった悩みや課題解決を目的とするなら「場の設定」で重要だな、と感じました!
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