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「好き」を見つけるために、時間をかける
こんにちは。
相変わらず、平日毎日配信している音声配信。
トップオタを表明してる「夫」が「この音声配信をnoteで文字起こしして、さらにメンバーさん向けに、さらに深ぼった『続き』を書いてみたらいいんじゃない?」とアドバイスしてくれ、試してみることにしました。
残り半分を切った2024年、「素直」をモットーにいきたいですからね!
ぜひ一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
こんにちは、佐藤可奈子です。
この番組は、雪国で農業の会社経営をしながら3人の子育てをしているかなやんが、ゆったり日々の学びや感動を発信します。
夜、船のデッキに座って、一緒にゆるりと星空の夜の船旅しているような気持ちでお楽しみください。
今日は向き合った時間が好きを作るというテーマで話したいと思います。
最近すごい面白い本読みました。
井上新八さんというブックデザイナーの方が書いた本で「続ける思考」という本です。
「やりたいこともやるべきことも全部できる続ける思考」、ということでその実、習慣の本なんですけれども「続けることが苦手なあなたへ」がテーマで書かれています。
意志の力とは関係なく自動化させる。で、毎日やる
で、彼は、20年以上かけて、実験と検証を繰り返して、どうやったら無理なく続けられるのかを探求し続けて、「自分の趣味は習慣だ」みたいなことを言うほど、突き詰めた方。
「続けることが楽しい」と思えるように、ゲーム的にどう組み立てていくとか、いろんなCHIPSがたくさん書かれていたんですけれども、 これがすごく面白かったです。
とにかくそこで書かれてるエッセンスというのは「やろうと思ったらすぐやる」「やると決めたら毎日やろう」「何も考えずにとにかくやろう」みたいな感じで、
こう書くとすごく乱暴に聞こえるかもしれないんですけれども、 まずは無思考に毎日やるって、習慣化するまではやっぱり効果があって。「何でやってるんだろう、何のためにやってるんだろう、 もっとこう効率良く」って、色々考え出すと続けられなくなってしまうんですよね。
一般的に「習慣」になるまで大体21日とは言われてます。続けることの効果が出るのも多分そこぐらいからなんですね。
だから、そこに到達するまでは、無思考で毎日やっていく。
その中で変化が現れていくのを楽しむものなのかなと思ってて。
これ、週1とか週3にした途端、継続しなくなるんです。
「毎日」は大変だけど、でもそれは「ランニング毎日やる」と決めたとしても、どう〜〜しても気持ちが無理なときや体調が悪い時は、シューズの紐結んだら「もうやった」でいいよみたいな、「いつ、やめてもいい」という気持ちでいること大事だよっていうのも書いてましたね。
時間をかけれないから「好き」が見つからない
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その中で面白かったのが「 好きを手に入れるために『続ける』ことをしてみるといいよ」にすごくハッとさせられました。
継続する中で、著者が気づいたことは「好きは作れる」ということ。
「なんでもないことを誰よりも続けた先に世界が拓ける」と話しているように、目的があってもなくても、自分が価値あると思ってるものでも、くらだないものでも、続けることで、とんでもない価値になり、自分だけのアイデンティティや個性になる、ということに、気づいたのです。
なかなか今の時代は便利になって、AIも出てきて、答えというものがすぐ出てしまったり、時間をかけるっていうことが少なくなったり、難しくなったりした時代でもあると思うんですね。
ショート動画の流行然り、辛抱できないというか、じっくり何かを時間をかけるということができづらくなってきたのが現代なのかなと思ってます。
なぜかすごく忙しいですしね。
その弊害が、「好き」見つからない、「好きが分からない」という状態になること、かと。
自分の好きなことがわからないっていう人って、やっぱり何か1つ、まず時間をかけて向き合ってみるっていうことをしないと、好きにまで昇華されない。
ファーストタッチで好きっていうのはあるかもしれないんですけれども、それにハマってくっていうのは、やっぱ時間が必要みたい。それは人間の体とか脳の構造的にそうであり。
「どれだけ向き合ったか、その時間が『好き』をつくり、理解を生み、世界を広げてくれる」ということは、そもそも「ファーストタッチで好きになる」ってもしかしたら幻想で、続けたものが好きになるのが人間の構造ならば、ありたい自分に近いものとか、好きでありたい自分の姿や価値観にフィットしているものを続けると、それが自分の本物の好きになるのかなとも感じました。
だからこそ、今「続ける」ことが、どの人も難しい世の中で、 だからこそ盆地徹底で、続けることがいかにオンリーワンにさせてくれるのかっていうのも学ばせていただいた本でした。
ぜひぜひ時間あったら読んでみてください。
それでは明日も今日も素敵な1日になりますように。ありがとうございました。
一つのことをずっと続けている人を羨ましく思っていた日々から
さて、みなさんの「好き」ってなんですか。
私は今で言うとこの「推し活」のように、何かに対して熱烈にハマり続ける、ということは過去ほとんど無かったので、何かにズッポリとハマっている人、その人だけの熱狂や推しを持っている方がとても羨ましく思っていました。
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