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スワイショウで膝が痛くなる人に読んでほしいハナシ

イス軸法的・事情聴取の常連Oさん。
今回も素晴らしいネタを持ってパーソナルへ。


西山先生が「雑談スワイショウ」や
他の動画で紹介されているスワイショウ。
気功法の一種らしい。

西山先生がおっしゃるには
スワイショウは体幹トレーニングのひとつ。
頭痛や腰痛によいとのことで
私もやった方がよさそうな人にはお勧めする。


Oさんにもよさそうだと思ったので
前回のレッスンで丁寧にやり方を解説した。

骨盤を左右に振ったときに
自分の片足の幅より膝がでないように、

腕を振るのではなく骨盤の動きに
他の部分が連動しているだけ、など
動画で説明されている基本について。


3週間経った後のレッスン。
Oさんに調子はどうですか?とお聞きしたところ
「スワイショウしていたら膝が痛くなったので整体に行きました」ですって。

おお。
膝が痛くならないように説明したのになぜ!

やり方を見せてもらうと
上半身をめちゃ振り回しているせいで
膝が足幅からはみ出している。

何でこうなったのかしらと詳しく事情聴取。

Oさんは私に言われたことを意識しつつ
「雑談スワイショウ」の西山先生の動きを
真似してやっていたらしい。

それはダメよ。


なぜなら


なぜなら


西山先生の体はすごいからです。


太極拳をずっとやっているとか、
日常でねじる系の動きやってますとか
普段から運動をしている人なら

動画の中の西山先生の動きを真似しても
大丈夫かもしれない。

でも腰が痛いとか膝が痛いとか
どこか不調がある人や
あまり体を動かしていない人は

西山先生の動きを真似すると
体を痛めてしまうかも。

なぜなら

西山先生の体はすごいからです。

何気なく自然に楽チンに
動いているように見えるけど
西山先生ご自身は気楽にやっておられますけど

各パーツの可動域とか、脱力のために必要な筋力とか、西山先生の身体能力は超レベル高い!

あのすごい体の真似をしようとすると
物理的に無理があるので痛くなっちゃう。

私もあんなに動けない。

イス軸法インストラクターで
インドムービーダンサーの武田さんは
西山先生ばりにぶんぶんスワイショウ
できてたけどそれは武田さんだからです!

不調がある人が無理なくスワイショウをしようと思ったら、多分ちょっとしか動けない。
手もほとんど振れない。

「あれ、こんなに地味なの?」と思うくらい
最初はささやかな動きになるはず。

でもその地味でささやかな動きを
無理なく続けて5分10分たったら
もうちょっと動くようになる。

それを毎日やっていたら
自然にもっと腕を振れる動きになってくる。

西山先生レベルでぶんぶん動けるようになるには
何か月か必要かもしれない。

体に不調のある人は
最初はそれでよい。というかそれがよい。
地味な動きにこそ意味がある。


Oさんは、
腰から下は私に言われたことを意識し
腰から上は西山先生の動きを真似したので

脚を固定したまま上半身を大きく捻ろうとして
膝に痛みが出てしまった。
もし大きく捻るなら足首や膝や股関節が
しなやかに動いていないとあぶなーい!

膝が痛くなった理由をOさんに説明し
また地味なスワイショウから始めてもらった。

「だって西山先生の真似しちゃいますよー。
あれくらい体捻ったほうがいいのかと思って
やっていました。
ボクみたいな人のために
これはぜひnoteに書いて下さい」

Oさんからのリクエストがあり
書かせていただきました。

スワイショウで痛みが出ちゃう皆様。
いいですか、いきなり西山先生の「動き」の大きさを真似をしてはいけません。
(リラックス具合は大いに真似してください)

ちょっとの動きから始めて
体がほぐれて自然に動きが大きくなる、が正解。

痛くなる時は捻りすぎですからね。
ぶんぶんしすぎですからね。

※各個人の体の状態によって違うので、痛くない人は気にしなくてもよいです!

楽しくやり方に拘らず
「気持ちいいなー」くらいのるんるんスワイショウならきっと大丈夫。

健康のために!みたいな気合いがあると微妙。
「なんか気持ちいい」くらいがたぶん緩みます。



イス軸法パーソナルレッスンや
体験会でリクエストがあれば
スワイショウのやり方も観ております。

気になる人は聞いてくださいませ。
もちろんオンラインでも↓



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