「イス軸法で体軸を身に付けたいなら感覚が大事」なハナシ
私がパーソナルで一番大切にしていることは
「感覚を覚えて帰ってもらう」こと。
お客さんがレッスンでやったイス軸法を
家に帰って一人でもなるべく再現できるように
いい形でイス軸法が再現できるように
しっくりくる感覚を覚えてもらうこと。
もちろんなかなかうまくいかないのだけど、
やり方やフォームの形だけ指導されるだけより
感覚を覚えてもらう方が体軸の定着が早いと感じる。
私もだけど、体の形の説明をされても
自分では見えないから絶対に自己流になる。
(イス軸法だけでなくすべてにおいて言えること)
リラックスして、脱力して、
力を抜いて、と言われても
本人はわざと緊張しているつもりもないし
力を入れているつもりもないので、
そんなこと言われてもすごく難しい。
カカト重心の人に
「カカト重心なのでもっと前に」というと
もっとカカトを意識してドツボにハマったり
前のめりになり過ぎたりして
どっちにしても軸が入りにくくなる。
なので私の場合
体のパーツをあまり意識させない言葉や
イメージで体の使い方を変えてもらう。
そんなオンラインレッスンを受けた
お客様がくれたメール
本日のアドバイスはめちゃくちゃ刺さりました。
これまでは
脱力して、やる気なく立つ。
真面目に考えすぎない。
って感じでやってきたのですが。
時間が立つに連れて、こんなんで良いんだろうか??
と、真面目さが出てしまい、
ついつい内観しがちになり、
結果的に力が入ってしまっていたように思います。
この腰のイメージ。
この顎と首とイメージ。
今回これが掴めたのは
自分の中でめちゃくちゃ大きな収穫でした。
困った時にも戻せるセーブポイントみたいなイメージです。
ありがとうございました。
首と背中に力みがまだありますねー、とは指摘したけど「腰や顎や首の力を抜いて」とは言わなかった。
「えーと、
Fカップくらいの豊かなお胸があるつもりで」
「歯医者にいって麻酔打たれて
口がうまくまわらないなーって感じで」
このワードが効きました。
すいません、レッスン中は結構へんなことばっかり言ってます…
でもこれで顎と首の力が抜けて背中の力も抜けた。
抜けるまでは「力が入っている」とわからないけど
抜けると実は力が入っていたことが分かる。
力みが抜けると体の使い方が変わって
イス軸法がうまくできるようになって
体軸が強くなるのです。本当だよ。
そしてそして
「困ったときにも戻せるセーブポイント」
まさに私がレッスンで覚えて帰って欲しいもの。
イス軸法のレッスンなんて1時間そこそこで
レッスン以外の時間が圧倒的に長い。
日常でどれだけ体軸のある状態を作ってもらうかが大事。
レッスンに来た時だけうまくできます、では困るのです!
ということで、日々この感覚を覚えてもらうためのレッスンをしています。
イス軸法のやり方どうだっけ?って
迷っちゃう方が
「あー、Fカップと麻酔のイメージね」って
思い出して力みを自分で抜けるようにやってます。
※迷わず淡々と出来る人にはあんまり変なコト言いません
結局は頭の中が大事。
なかなか理想とされる動きに近づけない人がいたら「この人にとって私の言葉はどんなイメージなんだろう?」と考える。
「どんな言葉を使ってどんなイメージをしてもらったら、この人にピッタリのイス軸法の形になるかな」と考えて言葉を選ぶ。
そしてその人にあう言葉が見つかると
いい感覚を持って帰ってもらえる。
形や質や正しさにこだわって
イス軸法うまくできん!!って方は
ぜひ西山先生が動画やDVDやいろんな場面で使う「感覚」の表現をチェックしてみてください。
全然難しいこと言ってないよ。ふふ。
誰もが簡単にできるように開発されたのがイス軸法。優しくて易しいイス軸法。
だからみんなにやってほしい!!
わたしもパーソナルやってます↓
須田先生もたくさんよい言葉を持っています!
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