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雪のこと「いやだ」とか言っちゃうけど本当は大好き
世界がモノトーンになり、音が吸収されるような気がする。
雪は好き。
今週は雪が多かった。
私の住む岐阜県各務原市は毎年数回雪が降る程度。
10cm積もったらかなり降ったね!という印象。
今日は久しぶりにそんな日だった。
雪はいやだ。
雪は困る。
こんなことを言い出したのは大人になってからだろう。
道が凍ったり視界が悪くなったりして運転が怖いし、ドロドロベチャベチャになった場所は歩きたくない。
でも本当は、雪は好きなんだ。
「仕事に行く」という物理行為が雪との相性を悪くするだけで、雪そのものは悪くない、むしろ美しくて儚くて不思議。
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大学にて。
インドネシアの学生さんと話してて、「地元では雪が降らないからすごく新鮮で嬉しい。雪大好き。留学生たちみんな外ではしゃいでます。」って言われて、なんだかとても嬉しい気持ちになった。
車の運転が怖いから「やだなー」みたいな顔しちゃいがちだけどほんとは好き、って、言いたかった。けどタイミングを逃した。
周りの大人たちは、「雪やだ」「早く春になってほしい」って言っていたから。なんだか。つられてしまった。
幼い頃の実家(山県市)は、雪国のような印象がある。
実際そんなに降っていたわけではないと思うけど、小さな私の腰までくるような積もり方をした日が何度もあったのを覚えている。
朝5時に起きて、真っ暗な中、家族みんなで雪かきをした。
寒すぎるし、しんどいし、暗いし、すごく嫌だった。
雪は重いからとても体力を消耗する。
汗をかくほどに動いた後は、手袋も靴下も濡れてびちゃびちゃで、ストーブで乾かしながら朝ごはんを食べた。
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ベタベタのわたし。
あたたかいストーブ。
あ。
今朝せっかく雪が降ったのに、雪遊びするのを忘れた。
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