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引き寄せの科学的な正体

人は意識を向けたところに進んでいく


自分の意識をあることにセットした途端、無意識(潜在意識)がそれの根拠となる情報やそれに関連する情報を、すごい速さで集めてくる。
自分にとって必要な情報を選別してくれる。
それが”Reticular Activating System” (RAS)
日本語だと “脳幹網様体賦活系”という脳の機能です。

例えば、次はこの車を買おうと決めたら、翌日からやたらと同じ種類の車が走っているのを目にするとか、あれを食べたいな~と思っているとその看板やCMがよく目に入ってくる、という経験はありませんか?

自分が買いたいと思っている車が突然街に増えたわけではないし、看板やCMが突然増えたわけでもありません。
RASが無意識下で自分にとって必要な情報を収集してくるからです。

潜在意識は脳の96~98%!超高速システム!


RASは自分では意識していない潜在意識の働きのことで、潜在意識は脳の96~98%を占めています。自分で気づいている意識は、たったの2~4%にすぎないのです。
そしてその潜在意識は、顕在意識と比べて800倍の速さで働くそうです!

このシステムが自分の脳内にあるのなら、あなたは”どこ”に自分のフォーカスを向けますか?

RASの注意点


ひとつ注意しないといけない点は、RASはポジティブなフォーカスでもネガティブなフォーカスでも関係なく働くということです。

「私なんてどうせ痩せられない」と思ったら、痩せられない理由や状況、情報を脳がすごい速さで集めてきます。

「私はいつも忙しい」と思うと、忙しいということを証明する状況や情報、理由をすごい速さで集めてきます。

なので、自分が意識を向ける対象が大事になります!


RASへの効果的なアクセス方法


RASをうまく使う方法として、朝起きてすぐと寝る前に、自分が「こうしたい」「こうなりたい」ということを書いて、声に出して読むのが良いそうです。

なぜなら、「起きてすぐ」と「寝る前」は、思考が比較的静まっていて、潜在意識にアプローチしやすい時間だから。

書くこと、声に出すことで体(筋肉)を使っていますし、読むことで視覚からのインプット、自分の声を聞くことで聴覚からのインプットもあり、何重にも働きかけていることになります。

声に出して読むなんて恥ずかしいと思うかもしれませんが、自分では直接コントロールできない90%以上を占める脳の領域にアクセスし、有効に使えるとしたら、試してみる価値があるかもしれませんね♪



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