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揺れる。

久しぶりに長男のサッカーの試合を観に行った。そのあとはピラティス行ったり買い物に行ったり、長男と1日を過ごした。ストレスになってる過密スケジュールといったん離れて、ゆっくり休日を過ごした。朝は私が疲れてコタツで寝てしまって、ユニフォームの洗濯終わってなくて長男と大げんかしたんだけどね。

喉はずっと治ったり戻ったりを繰り返す。
抗生剤飲むとすっと良くなった気になるけど胃腸をやられてしまうから飲んだり飲まなかったり。まだしばらくの付き合いになりそう。
続くようなら手術をしなければならない。
メンタルの調子は相変わらず、そんなに良くはない。頓服薬が切れると途端に吐き気に襲われる。


いつも使っているショルダーバッグに日焼け止め成分が入っているハンドクリームをこぼしてしまった。つけ置き洗いをしているが、シミになりそうな予感。サイズが気に入ってずっと使っているが、元は元夫のもの。
かばんとかお財布を、あまり自分で買ったことがない。亡くなった祖母からよく物をもらった。元夫はわたしの好みではない服や下着などをよくプレゼントしてきた。元夫のものを処分したつもりでも、毎日使っているものにも紛れ込んでいたりする。思い切って新しいものを買おうかとインターネットを開くが、全く同じものを買ってもな、と色々見るが何も決め手がない。
わたしは買い物が苦手だ。なんでも選べるようになると世の中には商品が山のようにある。以前よりは自分の好みのものを探そうと積極的ではあるが、限られた空間で少ない選択肢から選ぶほうがストレスは溜まらない。
元夫がお買い物中毒だったので、どうしてそんなに要らないものを買ったり、たくさんの店舗を見て回ったり、同じものを何個も買うのか不思議だった。カバンも何個も同じブランドのものを中古で買っては、刺繍やファスナーを直したりしていたな。HPを巡っているとそんな元夫が集めていたブランドのカバンが目に飛び込む。

もう一度、洗濯機で脱水したバッグが乾いたら、自分はこれを使うだろうか。
それとも新しいものを買うのだろうか。

結婚してから十数年、わたしの思考や生活は元夫を中心に回っていた。付き合っている期間や出会ってからを考えるともっと長いかもしれない。そんな人がある日突然、わたしの中心から消えた。
彼の機嫌をうかがわなくてよくなった離婚後からも数年、それでも彼は変わらずわたしの中に居座っていた。
これが共依存関係だったのか、彼を本気で愛していたからなのかは分からないが、原動力であったのは確かだ。それがマイナスの働きだったとしても。主を失って、わたしは一人で立たねばならないのだが、まだ上手く立てない。

ひとつひとつ、自分に合うものを見つける。
自分の心と身体に合うものを。
選ぶのに失敗して喋れなくなったり吐いたりしている。新しさについて行けず、拒否反応も強い。だけど先のことは分からないから、とりあえず焦らずに休憩も回り道もいとわずに、ただ周りにいる人を大事にしていこうと思う。


 ROLLEIFLEX 3.5F Xenotar kodak T-max400
"past away"



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