長男就学支援に向けて思うこと
長男は発達ゆっくりさん
保育園からの指摘
3歳になる頃、保育園から発達について気になる点を指摘され、支援センターに相談し、発達検査を受けました。
保育園から指摘されたのは以下のようなこと。
周りの景色等が気になって朝の片付けに時間がかかる
1人遊びが多い
状況に合わない言葉が出る
避難訓練でみんなで手を繋いで公園に行くときに「楽しいね」と言う、とか(そりゃ楽しくなっちゃっても不思議じゃないんじゃない?とは思った)
目を合わさない、会話にならない
おうむ返しする
キャッチボールができていない
言われたこと、気づいたことはできるようになってきたが、年齢的には発達ゆっくりかな?
上のクラスに上がったときに補助が必要かを判断する必要がある
発達検査の結果
このときの検査は医師によるものではなく、乳幼児相談員による『新版K式発達検査』というものでした。
検査結果はざっくりこんな感じ。
姿勢・運動:1歳後半相当
認知・適応:2歳後半相当
言語・社会:2歳後半相当
全領域:2歳後半相当
この結果を受け、年少のときから月2回の幼児支援教室に通っています。
合わせて、保育園にも加配をお願いして対応してもらっています。
就学後の支援について
支援の必要性
幼児支援教室に通い始めてから2年弱、長男にもたくさんの成長が見られ、できることがたくさん増えました。
来年度はいよいよ年長クラス。
就学に向けての準備も始まってきます。
わたしの目から見ると小学校では特段支援は必要ないんじゃないかなーと思っていたけど、幼児支援教室の先生の見立てでは、何らかの支援は受けた方がよいとのこと。
集団生活をしていく上で、長男が生きやすくするための支援なので、必要があるなら当然支援を受けるべきなのはわかっています。
でも正直ショックでした。
何がどうショックなのか自分でもよくわからなかったので整理してみた。
この2年間幼児支援教室に通ってたくさん成長が見られたけど、まだ追いつかないのか、という焦り
支援が必要ないならその方がいいと思っているから、それに当てはまらないこと自体がショックなのかも?
就学後の支援を受けるためには医師による診断が必要。明らかな診断名がつくのが怖いのかも?
現状にきちんと向き合う
最近改めて気づいたのは、先生や親の言うことをうまく受け取れないことがよくあるということ。
ぱっと突然声をかけられたり、何か他のことに気を取られていたりするようなときは、言われていることが頭に入ってこない。
「長男ちゃん、聞いて」とマンツーマンで意識をこちらに向けると、ちゃんと理解してくれる。
もともと支援センターに相談に行く前に指摘されていた特徴が、今でもよく見られるのです。
そりゃー、何らかの支援は必要っていう見立てになるよな、と妙に納得しました。
「支援を受けなくても済むならその方がいい」と思う気持ちが、目を逸らさせていたのかなと思います。
一番大事なのは元気に生きてくれることだけ
長男と次男が思い出させてくれたこと
そんなとき、長男と次男が一緒の空間で過ごしているのをぼんやりと眺めていて、長男が生まれた頃のことを思い出しました。
初めての出産でマタニティブルーでもあった頃、ふにゃふにゃの長男を見ていて漠然とした不安に襲われ、真夜中ひとりで涙を流したこと。
おそるおそる抱っこして、長男のことは絶対わたしが何が何でも守るんだと決意したこと。
あの頃は元気に生きてくれていたらそれだけでいい、と思ってた。
それは今でも変わらない。
他の子よりゆっくりでも全然問題ない。だって元気に生きていてくれるんだから。
毎日「お母さん大好き!」と抱きしめてくれる長男に、それ以上望むことなどない。(そろそろうんちの失敗はなくなってほしいけど・・・笑)
長男がこの先困らないように、支援が必要ならどんだけでもサポートするぞ。
わたしだって大変だった
長男の特性とは少し違う話ではあるけれど、思えば、わたし自身、友だちとの関係が丸く回るようになったのってまあまあ大人になってからだった。
小学校のときはものすごく揉めたし、中学・高校、大学に入っても、何度も似たようなことで友だちと衝突して傷つけてを繰り返してきた。
それを考えると、誰だって似たようなものなんじゃないだろうか。
集団生活をするって、大変なことだなと思う今日この頃。