『他力』コーチングが上手くいくワケ
こんにちは。
銀座コーチングスクール
神楽坂校代表 河西香菜子です。
コーチング受講生やクライアントさんから
「私はまだコーチングが上手くないので
クライアントの役に立てるか分からないです」
と相談されることは結構多いです。
そういう想いは
昔の私もたくさん持っていましたし
今でもそう思うことはあります。
ですが、それって
『自力』に頼る考え方の1つだなと思い
今は少し考えを変えています。
そもそも人が変わるためには
エネルギーが必要です。
この世はすべてがエネルギー(「徳」とも表現されます)
で出来ており
溜まったエネルギーが
お金に変換されたり
人とのご縁になったり
悟りに変わったり
健康へのエネルギーとなったりしており
人が変わる時は
変化するためのエネルギーが必要です。
なので
コーチングをする時
目標を達成する
自分自身を変化させるのに
そもそもクライアントにエネルギーがないと難しいです。
逆に言うと
エネルギーをしっかり貯めることができたら
その人に必要な変化なら
自然と起こるものなのです。
なので、
コーチは
変化をより良く起こすための
技術を磨く必要はありますが
究極的には
クライアントを変化させるための
エネルギーをどれだけ
クライアントに渡してあげられるかがポイントで
そのエネルギーは「空間」を通して
クライアントに渡るため
クライアントと繋がる「空間」に
どれだけエネルギーを溜められるかが重要
と私は教えて頂きました。
コーチがクライアントを変化させるのではなく(自力)
空間がクライアントを変化させてくれる(他力)
私は元々
「自分がどうにかしなくっちゃ!」
という想いが強く
「どうにかできる自分でなければ価値がない」
とも思ってきました。
だからこそ
色々な知識を学び
資格を取り
権威を増し
そうやって
「出来る自分」を作り上げようと
ずっと努力してきました。
ですが、
その想いはいつまで経っても消えず
自分をずっと苦しめてきました。
でも
自分一人で全てやらなくてもいい
自分ではない何かの力をお借りして
自分一人ではなく
みんなで一緒にやっていく
この感覚が少し掴めてきた時
とても楽になりました。
しかも
そうした方が
クライアントのみなさんが
逆に大きく変化するという経験を
何度もしてきました。
『他力』も感じて
お借りできる自分になるためには
「目に見えない世界のこと」を知ったり
「場作り」や「コーチのエネルギー管理」が
とても大切になってくるので
これはまたゆっくりどこかで
お話できたらと思っています。