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子供に投資やトレーディングを教えるタイミング、そして子供が何を見ているか

最初にセミナーのお知らせです。
2024年2月24日(土)に東京大手町にて、鹿子木式10の勝ちパターンセミナーを開催します。
もしご興味があれば。
https://medu.biz/r/c/HbjN/cZ91/n7XRoz/

セミナーは勝ちパターン1~10の復習と実践がテーマです。
自由参加の懇親会もあります。


さて、私には二人の娘がいます。
上の娘は台湾の大学で学ぶ大学生で、下の娘は地元の中学校に通う中学生です。
上の娘は今年21歳になりますが、これまで投資を本格的、体系的に教えたことはありませんでした。

ただ、14歳のときに、興味がありそうだったので、少しMT4(メタトレーダー4/FXのチャートソフト)の設定方法や見方を教えたことはありました。
でも時間がたって全部忘れてしまったようです。

私のセミナーやミーティングに同行して、仕事を学ぶことや、夏休み限定のアルバイトでお手伝いをすることはありました。
成功している投資家の方々や、法人クライアントの社長様たちにお会いして、大いに刺激を受けたようです。

「FXをしっかり学びたい」と言ってきました。

実は、数年前から、自分もFXを勉強してみたいということを彼女は何度か口にしていたのですが、私が時間を捻出することが難しいことや、彼女も大学受験などがあり、途中で挫折して中途半端になるならやらないほうがよい、
タイミングを待つべきだ、と私は考えて今日に至っています。

娘の真剣なまなざしから強い決意を感じた私は、ようやくそのタイミングが来たのだなと思いました。

これまで7期まで続いている「鹿子木相場塾」の8期生として、入塾して学ぶことになりました。1年間、毎週のセッションと、厳しい課題と、アウトプットと、10ヶ月間のデモトレード、そしてたくさんの本を読んでもらうことになります。

父娘だからと言って、甘やかすことはしません。
しかし赤ちゃんの頃から一緒に時間を過ごしてきた娘だからこそ、ストレートに伝えられることも多いと思います。

どのような学びになるか、楽しみです。

みなさんの中にも、お子さんに投資を教えたい、と考えていらっしゃる方は少なくないと思います。
今日はそんな方のヒントになればと思っています。

私よりもずっと上手に、そして賢明に子供に投資を教えている人は多くいると思います。

しかし問題は、投資を教えることに正解がないから迷ってしまうこと、そしてロールモデルが少ないことだと思います。

親が熱心に教えようとすればするほど、子供は逃げていく・・・ということもありますよね。
興味を示さない子供に、無理に教えようとすると、投資なんてまっぴらごめんだ、と投資に悪いイメージをもったまま、大事な若い時期にお金に無頓着で、40代くらいになってから困る・・・そんな事例を多く見聞きします。

私は自分ができているとは思わないので、模範となる資格があるとは思いませんが、子供が投資に興味を持ち、親から大切な投資哲学や投資家としての考え方や具体的な行動などを受け継いでくれるために、必要ないくつかのことをお伝えすることはできると思いました。

  1.  親が投資家として投資というものをリスペクトしている

  2.  親が投資の結果を仕事や家庭に持ち込まない

  3.  親が投資によって良い影響を受け、良い人間関係を構築している

この3つです。

まず1つめ、「投資をリスペクトする」とはどういうことかというと、投資という行為に誇りを持つことです。

後ろめたい気持ちで投資をしていたり、家族に隠れて投資をしていたりする親を見て、子供が「自分も投資をしたい」と思うはずがありません。

子供たちの中には、学校で、友達に自分のお父さん(お母さん)が投資をしている、と話したら親をギャンブラーのように言われた、といった経験もあるかもしれません。

友達や先生やテレビやネットではなく、親を信じてもらうためには、親が誠実に投資に向き合い、投資に対して最大限の敬意をはらうことが必要です。


2つめ、「投資の結果を仕事や家庭に持ち込まない」とは、トレードや投資で利益が出た、損失が出た、という結果が感情に影響しないことです。

損失が出てイライラしたり、ちょっと利益が出たら喜んだり、デイトレで(真剣なまなざしではなく)ギラギラした目で画面に張り付いていたり、一喜一憂する親を見て、自分も投資をしたいと思うでしょうか。

3つめは、「投資によって良い影響を受け、良い人間関係を構築している」ことです。

投資が心の豊かさをもたらし、人間として成長させ、良い習慣を身につけさせ、家庭が明るくなったり、深い話ができるようになったりすること。

また、投資を始めてからの人間関係が、悪い方向ではなく良い方向に変わること。

投資でちょっと儲かったからといって家庭を放り出して毎晩飲み歩くようになったり、それまでしなかった尊敬されない遊びを覚えたりする親を見て、
子供は自分も投資をしたいとは思わないのではないでしょうか。

投資を通して、人間として尊敬できる友人、知人、仲間を獲得している親の姿をみるならば、子供たちは投資に対しポジティブに考えるようになると思います。

子供に投資を教えたいと思ったときに、本当に大切なことは、親自身の、子供に教えたいという熱意ではなく、子供が私たち親をどう観察しているかを認識し、私たち自身が投資家として身を正すことに尽きるのかなと思います。

イラストは、ChatGPTによる「50歳の父親が21歳の娘に外国為替トレーディングを教育することによって、娘が有形無形の富を獲得し、自分自身の使命を果たしていく」です。


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