20230516
夜のお出かけは静か。
道路も古本屋さんも。
人も少なくとても静かで
昼とは違う空気。
昼間には多くの音が外からしていたのがわかった。
静かな場所が好き。
いろんな気持ちを感じられる。
一つ一つが明晰さを持って私に教えてくれるよう。
お目当ての本がないようなので、早々に諦め、眺め歩く。
私は運命の本に出会いたいと感じているのかもしれない。
人との出会いと同じだと思った。
探すといないけれど、
ふとした瞬間、縁を感じ、
これだ(この人だ)とわかる。
それは明晰に気が付くのでいつでもというわけではない。
古本屋さんの良さはいろんな作者の方の本が新旧織り混ざり、ところどころに散りばめられているところだ。
宝探しのよう。
いろんな本があるけれど、ふと感じたのは
一つ一つの作品に読者への愛が込められていたんだという事。
一つの本に関わる人の人数はわからないけれど、何人もの人が一つの本を作るのに携わっていて、それが数え切れないほどの数の本があって。
その中で、女性が書く自己啓発本というのは、『私が大丈夫になったから、あなたも大丈夫だよ。』
そう教えてくれているように感じて。
ありがとうと思った。
本を見ていると人間観察をしているようにも感じる。
お久しぶりですな出会いもあったり、もう販売していないような本もあったり。
古本屋さんはおもしろい。
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