やり返さない勇気を持つことだ
『42 〜世界を変えた男〜』を見ました。
黒人の野球選手が人種差別と闘いながらメジャーリーグで活躍するまでが描かれた映画で、
私は差別など暗いテーマは苦手ですが、見終わった時には、感動してすっきりとした気分でした。
タイトルにある「やり返さない勇気を持つことだ」というのは、
ジャッキー・ロビンソンをメジャーへ引き入れたブランチ・リッキー(ブルックリン・ドジャースの会長)の言葉です。
黒人差別が激しかった時代の中、白人しかいないメジャーリーグに黒人が入るのは、もちろんたくさんの反感があるし、差別を受けます。
しかし、そこでやり返しても悪者にされるのは黒人側。
理不尽な話ですが、そんな社会を変えるには結果を出すしかありません。
ジャッキーやその周りの人たちは辛抱強く差別に耐え、
ジャッキーの本職の野球で結果を出し、
それまで差別してきた人たちの意識も変えます。
かなりサラッと書いてしまいましたが、
「耐える」強さと「なにで戦うか」の大切さに気付かされました。
私事にすると小さな話になってしまいますが、
仕事の愚痴を言うんじゃなくて、結果を出してアピールできるように頑張ろうと思いました。