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バナナ プロテインケーキ(バナナ多め・ラムレーズン入り)

このレシピの特徴

・一般的なバナナケーキのレシピの3倍量のバナナが入っている
 (材料の総重量の半分以上がバナナ)
・薄力粉の代わりに粉とうふ(高野豆腐パウダー)を使い、
 高たんぱく&グルテンフリー
・一般的なバナナケーキのレシピの2倍量の卵を使い、
 高たんぱく&しっとり食感(トレラン中でも、飲み込みやすい)
・水分が多い生地、かつ、グルテンを使用していないので、
 タンパク質が熱で固まる性質を利用して、パンの形状にしています。
 狙いは、ボソボソした食感ではなく、プリンに近い食感にすること!

材料(パウンドケーキ型18㎝×9㎝ 2本分/14カット)


バナナ 450g(270kcal) ※黒く熟したもの

卵   2個(142kcal)
砂糖  60g(240kcal)
トレハロース 5g(240kcal) ※砂糖5gで代用可能
塩   ひとつまみ

ココナッツオイル 75g(675kcal) ※バターでも代用可能

粉とうふ 30g(158kcal)  ※大豆粉・おからパウダーでも代用可能
アーモンドパウダー 25g(156kcal)

レーズン 30g(97kcal)      
ラム酒  10g(24kcal)     

※材料合計780g  総カロリー 2,000kcal
1切当たり143kcal/焼き上がり後の重さ 約50g/1g当たり 約2.9kcal

コンビニわらび餅が50g前後で130~140kcalと変わらない
エネルギーパフォーマンス!しかも、タンパク質多め。

作り方

①【下準備】
 ・レーズンにラム酒をふりかけておく(1日以上置くのが望ましい)
 ・バナナは皮をむいて、つぶしておく
 ・ココナッツオイルは固まっている場合は湯煎またはレンジで
 溶かしておく
 ・粉とうふ、アーモンドパウダーを混ぜておく
 ・オーブンは170℃に余熱しておく
 ・パウンド型に敷紙をセットしておく

②ボールに卵を割りほぐし、砂糖・トレハロース・塩を加え、
 白くもったりするまで泡立てる。

③②にココナッツオイルを加えて、均一になるまで混ぜる

④③にバナナを入れて、均一になるまで混ぜる
※②~④をハンドブレンダーなどで行う場合は、バナナの下準備は不要
 (作業が早く進むので、オススメです)

⑤④に粉類・ラムレーズンを入れて、へらなどでさっくり混ぜる

⑥パウンド型に生地を流しいれ、170℃のオーブンで約35~40分焼く

⑦表面を軽く押すと弾力を感じるようになり、竹ぐしを刺した時に
 ドロドロした生地がついてこなければ焼き上がりです
※焼き色は控えめ、あまり膨らみません

⑧網などの上で冷まし、型が手で触れるくらいの熱さまで冷めたら
 敷紙を垂直方向に引っ張って型から外し、敷紙ごとラップで包む
 ※敷紙が大きい場合は、敷紙の余分なところを切ってOK

⑨中の水分が逃げないように、ラップに包んだ状態で冷ます
 ※カチカチに凍る前に取り出すのを忘れないならば冷凍庫で
  一気に冷やすのがオススメ

⑩冷めたら冷蔵庫に入れて、一晩(半日くらい)置き、切りやすいように
 固める。味も落ち着く。

⑪包装する袋のサイズを意識してカットして、包装する
 ※私はダイソーの袋を活用しています
 ※通常のバナナケーキはラップで包んでも型崩れが起きづらいですが、
  このレシピのバナナケーキは柔らかく、携行性を上げるために
  皺ができない素材の袋に入れるのがオススメです
 ※柔らかいバナナケーキを袋に入れるのはコツが要りますが、
  頑張りましょう!慣れます。

左:アルブリットのパウンド型。一般的なパウンド型より火通りがよく、早くいい感じに焼ける

日持ちと保存

保存料を使っていないので、常温の場合は焼いた2~3日後までが
美味しいです。
冷蔵保存なら、1週間くらい大丈夫だと思います。(自己判断でどうぞ)

冷凍保存なら、1か月くらい大丈夫だと思います(自己判断でどうぞ)
切る前に保存でも、切って包装して保存でも、どちらでもいけます。
凍っていてもすぐに溶けるので、家を出る際にザックに冷凍状態のまま
入れておけば、1時間後くらいから食べられます。

材料のこだわり

■バナナ
バナナはどこでも売っているし安いから、手軽で原価を下げられるのが魅力。ただし、熟成した甘いバナナでないとダメです。美味しくできません。
黄色のバナナを買ったら、「追熟」がんばりましょう。
私は、スーパーで黒く食べごろになっているセール品のバナナを見ると、
つい買ってしまいます。その日に焼くこともありますが、基本的には
バナナの皮をむいて冷凍保存して、焼くぞーという日の前日から解凍します。解凍されたバナナは、甘くて柔らかくて使いやすいです。

ホテルの厨房で働いていた時、バナナケーキに使用するバナナは、焼く日の前日にピューレ状にして冷蔵庫で半日置き、甘さを引き出していました。
(見た目は黒くなります)
皮をむいて冷凍⇒解凍することで、同じ効果が得られていると考えています

■トレハロース
味や風味を安定させたり、保存性を高める性質がある糖質です。
たくさん焼いて数日間に分けて食べたり、差し入れする日に向けて
焼き溜めをして冷凍したいので活用しています。

■ラムレーズン
味と食感にアクセントがあった方が、噛むごとに楽しめると思うので
入れています。一口目だけが美味しいのではなく、最後まで美味しく食べて欲しいのです。難点は、具が入っているとカットしづらくなります。

■塩
生地をまとめたり、砂糖やバナナの甘さを引き立てるために
ちょっと使っています。トレラン中は塩分が不足しがちなので
塩気のある方が美味しく感じることも期待。

終わりに
バナナはトレランのエイド食の鉄板でだから、
バナナを使ったお菓子も絶対に補給にピッタリでしょう。

バナナに近いもので、携行性を上げる!
ついでにタンパク質や中鎖脂肪酸も摂る!
お菓子だけどグルテンは摂らない!というレシピ。

一時期、クルミを入れたバージョンも焼いていましたが、クルミが生地の
つながりを邪魔して、持ち運ぶとボロボロになりやすいのと、噛まなくても飲めるような食べた時のしっとり感とクルミの食感が相性悪いなぁと
思って止めました。

見た目がシンプルで、おやつというより食事用というイメージなので、バナナケーキでなくバナナブレッドではないか?と思うこともある。だが、イーストなどの酵母が入っているから、やはりお菓子(ケーキ)に分類したい。


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