賃貸交渉もなかなか大変なのです
保証会社は何のために使う?
今日は1日がとても長く感じました。まずは、朝4時半に受け取った「ご質問リスト」に対応するところから始まる。
すでに2回目の仲介でのお付き合いのお客様なのですが、今回はご結婚されて奥様が賃貸に関する色んな疑問をお持ちとのことで、リストに沿って1つずつお答えしました。
なぜ保証会社を利用する必要があるのか?
礼金は必ず支払わないといけないのか?
室内があまり綺麗ではないのに、なぜ敷金を払う必要があるのか?
除菌・消臭対応が不要だと思うのに、なぜ外せないのか?
24時間サポートが不要だが、なぜ外せないのか?
保証会社を利用するのに、保証人が必要な場合もあるのはなぜか?
更新料の他に事務手数料の記載があるのは何のためか?
賃料の値上がりは更新時にあり得るか?
1つ1つのご質問にお答えするとかなり長文になりましたが、どれも大事なことなので、時間をかけて返しました。
最初は「借りたくないのかな?」という印象を受けましたが、実際はそうではなく、「WHY(なぜ)」がたくさん出てきたので、それを1つずつ解消してあげる必要があります。
どこまで交渉するのが良いエージェントなのか
今日も多くのリクエストがありましたが、正直すべてをオーナー側に伝えるわけにはいきません。もちろん、無理のない範囲(例えば、相場20万円の物件を15万円にしてほしいといったことはあり得ません)で、私たちが合理的だと判断した内容については、オーナー側に交渉しています。
これまで、数多くの外国人クライアントからの珍リクエストにも応えてきたという自負があります。
このバランス感覚が非常に重要で「そんな借主いいです」と言われたら一発アウトなんです。
だからこそ、仲介さんとの会話で感覚をつかみつつ、社内でどこまでならリクエストしても大丈夫かを話し合いながら慎重に進めています。
借りられなければ意味がありません。それが賃貸でも、手を抜かないのがEMのやり方です。
今日は特に英語での言葉の選び方や伝え方に細心の注意を払ったつもりです。
うまくお話がまとまりますように。
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