不動産仲介のリアル:内見調整の悩み
こんにちは。不動産会社を営むえのかなです。
本日は、千春さんがアメリカ人のお客様のご案内をしています。
今回ご案内したのは「The 目黒四季レジデンス」や「高輪ザレジデンステラス棟」「キャピタルマークタワー」。すでに8件の物件を内見済みで、「今日中に事前審査に出す物件が見つかるといいね」と話しています。
連絡をくれないのは慣れてますが…
最近、売却仲介のご依頼が増えていますが、11月は特に物件を探しているお客様のサポート機会が増え、客付業者としての活動が中心になっています。
ただ、「お願いですから、連絡ください(ちょっとレベルが低い気がしますが…)」という気持ちになることが多く、何度連絡をしても折り返しがない、担当者が不在で案内ができないと断られることが続いています。FAXでの連絡を求められても、反応がないことも。
こういった状況が続くと、内見の可否をはっきりお伝えできないまま、弊社とお客様の関係性に影響が出てしまいます。新築戸建ての場合、内見はスムーズに進むことが多いのですが、契約までのスピードが早く、契約書類の準備が急を要することもありますが、それでも室内を見れないということは起こらないのです。
特に中古物件に関しての「内見調整」は仲介業務の中で最も負荷がかかる業務のひとつです。
改善を図りたいですが、購入の仲介ではなかなか難しい現状です。
囲い込みならそれでも構いません
もし、その物件が「囲い込み」(自社のみでしか仲介を受け付けない方針)であれば、それはそれで構わないのです。お客様がその物件を気に入っているのであれば、その会社様のご連絡先をお伝えして、直接内見していただけるようにお勧めします。弊社はいつもそのようにご案内してきました。
囲い込みに賛成しているわけではありませんが、両手取引でしか利益確保ができない会社さんなのであれば、致し方ないと思うのです。そして、それをわかった上で売主さんが理解していれば全く問題ないとも。
(買いたい人がいるのに、それを知らされない状態が良くないと個人的には思うのです)
ここ2週間はこのような状況が続き、余計なやり取りやストレスが増加し、チームも少し疲れが出ているのが現状です。
だからこそ、どうしたらいいか?を深く考えて、お客様のためになる仲介サービスの在り方についてもっと考えようと思いました!
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