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思い切って言ってみた...さよなら300万円
こんにちは。不動産会社を営むえのかなです。
本日は息子の中学校の説明会がありました。
慌ててドタバタ準備していたら、もう開始18分前。案の定、口座振替の用紙を自宅に忘れてしまい、とんでもなく慌ただしい中、参加することになってしまいました。
でも、嬉しいこともありました。
パパ氏が「息子が4月から通う学校だから、一度は見ておきたい」と、一緒に説明会に来てくれたのです。
私が言うのもなんですが、彼は本当に家族を大切にしてくれる人です。公には言えませんが(言ってる笑)、家ではとても優しく、私や息子たちに態度と言葉で「大切にしている」という気持ちをしっかり伝えてくれます。
愛情って、ただ言葉で伝えるだけでもなく、物を買うことでもないんですよね。
「本当は…」の気持ちを見逃さない
今日は、現在お預かりしている物件について、お客様である息子さんに、正直な気持ちを伝えてみました。
それは、「今は、売らなくてもいいんじゃないですか?」ということ。
…言ってしまいました。この言葉を。
4ヶ月間、販売活動をしてきました。
ポータルサイトに広告を出し、物件調査を行い、内見にも10回以上立ち会いました。2週間に1回は数時間かけて報告をまとめ、電話やLINE、メール、FAXを含めて500件以上の対応をしてきました。いただける報酬額は300万円で大きな案件です。
でも気づいてしまいました。
お客様が「本当は…」と思っていることを、私は見逃していたのではないかと。
「高く売りたい」ではなく、「本当は売りたくない」
最初は「高く売りたい」というシンプルな希望かと思っていました。
でも、販売活動を進めるにつれて、お客様の気持ちに変化が出てきました。
当初の売却理由が曖昧になってきた
家族間の関係が悪化するリスクが出てきた
買付が入るたびに「本当に売るべきなのか」と葛藤するようになっていた
当初から聞いていた状況と変わってきたり、そもそも売る目的がボヤッとしてきたタイミングでした。
私たちが売りたい!となってるように感じてきたので、それは違いますということを明確にすることにしました。売却するかどうかを決めるのは、お客様自身。
私たちは買取業者ではないので、「売ってください」と言う立場にはありません。仲介専門なので、売りたいという方のためにできる限り、高く・早く・誠実に売るのが私たちの仕事です。
だからこそ、はっきりとお伝えしました。
「今は、売らなくてもいいんじゃないですか?」
イーエムラボとしてはこれでよかったのです。この売却案件がなくなっても、また別の形でご縁を運んできてくれる。本日は広尾の物件に申し込みを頂いたり、購入したいという方からも無事オファーをいただきました。
必要だ!と言ってくれる人のために全力で寄り添う。
それが私たちが仲介しかしない理由の1つなんだから。
【えのかなからのお願い】
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