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ニューヨークの旅日記 2日目

こんにちは。不動産屋のえのかなです。今日は朝、驚くことに7時50分まで寝てしまいました!


絶品の朝ごはん

ゆきちゃんが作ってくれた朝ごはんは本当に絶品でした。旦那さんはニューヨークで有名なレストラン「Le Bernardin」のスターシェフなので、キッチン用品が本格的で、鍋がなんと30種類以上もありました。

ベーグルは昨日ゼイバーズで調達したもので、ベーコンは塩加減が絶妙でした。

作ってもらう朝食は絶品です

アストリアのTHE GRAND

午後は夫の友人の奥さんが住むアストリアの「THE GRAND」に行きました。ここでイカフライとフィリーステーキのパイをアペタイザーとして注文。噂通り、Caramali(イカフライ)が美味しかったです。

THE GRANDにて

お店情報:THE GRAND, 37-01 30th Ave, Astoria, NY 11103

ランチをしているところに夫の友人のジョーの奥さんがやってきて、熱いハグをしてくれました。初めてお会いしましたが、約30秒間ずっとハグしている姿が、まるで夫と病気で亡くなったジョーが抱き合っているかのようで不思議でした。

ジョーは夫の最初のアメリカ人の友達で、英語がうまく喋れない夫にも全く気にせず寄り添ってくれた友人です。特に面白かったのが「どちらがガソリンを25セントちょうどに入れられるか」を競っていた話。奥さんと男っと本当にガキよね〜と盛り上がっていました。

ジョーは長年フォックスで映画業界に携わっていたので、彼の活躍ぶりを奥さんから聞くことができて、夫もとても喜んでいました。

FOXの2024 AWARDの冊子を見ている夫氏

奥さんから「とても変なことを言うと思われるかもしれないけれど…」と前置きがあり、ジョーの遺骨を日本に散骨してくれないかという申し出がありました。もちろん、ジョーも一緒に日本に帰ろうと、ありがたくお預かりすることに。

こんなにニューヨークで夫のことを大切に想ってくれていた人がいたということを知ることができて、一緒に来て本当によかったなと思いました。

マンハッタン散策

夕方は2人でマンハッタンへ繰り出すことに。

夫の住んでいたイーストビレッジに行って、マンション前で記念撮影。
その後は街を散策しながら当時の思い出話を聞きました。

以前から話には聞いていたクーパーユニオンには建築士になりたい息子のために見に行って来ました。

有名な話ですが、学費は全額奨学金で賄われるため、学生の負担金はゼロなんです。大学の運営は卒業生からの寄付金で成り立っているという何ともアメリカらしい方法でぜひ息子にも知ってほしいと思う学校の一つでした。

クーパー・ユニオン情報
住所:30 Cooper Square, New York, NY, 10003-7120 U.S.A.

ウクライナ系ダイナー ベゼルカ

アメリカの食事が続くと胃が重くなるので、ウクライナ系のカジュアルダイナー「べセルカ」へ。夫が風邪の時によく食べていたチキンヌードルを求めて、タイムズスクエアからわざわざダウンタウンまで行きました。

14年前の1人滞在時はダウンタウンは怖いイメージがあり、夜に出歩くなんて考えもしなかったです。実際に夫の友人も日本料理屋のしゃぶ辰というお店の前でボコボコにされたという話を聞いて、当時の治安の悪さに驚きました。

現在のニューヨークの様子ですが、うーーん、、うまく表現できるか分からないのですが、多種多様な人々が入り混じっているという印象。ローカルの人、ビジネスの人、観光客、奇妙な動きをする人など、さまざまだと感じました。

お金について考える

また、今回の旅で富裕層のアメリカ人はよく働き、効率的に長く働いていることに気づきました。日本人が思っている以上に働いていることを改めて知りました。

世帯年収3000万円、5000万円、7000万円、1億5千万円の人たちの話を知る機会があったのですが、みんな口を揃えていうのが「生活カツカツで大変よ〜」ということに驚きました。

もちろん、私たちから見るとすごい生活レベルですが、話を聞いていると固定資産税は毎年300万円〜600万円、子どもたちの学費は1人450万円〜1000万円、ちょっといいところに友人たちを連れてご飯に行くと約40万円だったというので、その状況に置かれた人たちの出費はそれなりで、彼らも大変そうです。

こんな話を聞いていると、結局大事なのは「自分が何をもって幸せと思うか」ということに尽きるかなと思いました。

私自身はお金自体に魅了されるということは一切ないのですが、お金を使って得られる「体験」からの感じること、気づきの「価値」が素晴らしいと思っているので、常に上を目指して頑張る必要があると感じています。

そして、自分だけでなく、家族や周りの人にも同じように思うので、事業も大きくして、幸せサイクルを拡げていきたいと思うのです。

今回のニューヨークの旅でお金に心も体も支配されてしまい、相続争いやビジネスの奪い合いをしている人の話を聞くことができたので、余計に深く考えるきっかけとなりました。

お金は使い方や楽しみ方、そもそもの目的を知らない人(わかっていない)にとっては常に「もっともっと」という気持ちが常に湧き上がり、歯止めが掛からなくなってしまいます。

だからこそ、そもそも自分という人間はどんなことに幸せを感じるのか?どんなこと(もの、生き方、在り方)に価値を感じるのか?というのに向き合ってみると、自分の心地がいいと思う「ちょうどいい感じ」に気付けるかもしれないですね。

私は今でも十分幸せですが、インプットのための小旅行や家族との海外旅行、息子の留学の学費、新会社の設立、収益不動産購入(ここにも目標があります)など、夢のためにもう少し頑張ろうと思いました。

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