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媒介契約は3種類!どれがおすすめ?

専属専任、専任媒介、一般媒介の違いを説明するためにYouTubeを撮影しました。媒介契約は3種類でどの契約を選ぶかは依頼者さんに本来は決めていただくものです。

専属専任や専任の媒介は必ずレインズに登録する義務があります。より多くの不動産会社へ情報が行き届くと私個人は考えています(異論もあるようですが)。

不動産会社は、日々レインズの物件情報をチェックして物件を探している人に紹介していますので、一早く買主を見つけることができる最も有効な方法がレインズにきちんと掲載するということだと思うのです。

それではより深く専属専任と専任の違いを見ていきます。

専属専任媒介とは
この契約は、不動産業者1社のみに依頼するということです。そして、売り主が他の不動産業者に別途依頼したり、自分で買い手を見つけることは基本的にはできません。また、不動産業者は1週間に1回以上、売り主に進捗状況を報告する義務があります。

専任媒介とは
次に専任媒介ですが、1社の不動産業者にだけ媒介を依頼するものですが、売り主は自分で買い手を見つけることができるので、専属よりもちょっと緩くなっています。また、2週間に1回以上、売り主に進捗状況を報告する義務があります。

一般媒介とは
最後に一般媒介です。一般媒介は、複数の不動産業者に同時に媒介を依頼することができます。もちろん、売り主も自分で買い手を見つけることができます。

一般媒介の場合、不動産業者には定期的な報告義務はありません。
仮にA社、B社から内見が入ったとすると、そのやり取りや予定の把握は売主さん本人で行っていただくことになるのです。

弊社は専任推し!

EMLaboは媒介契約をいただくと速やかに物件調査を行い、買主が購入を検討する材料を全て提示できるように準備をしていきます。もちろんそこには費用もかかるし、かなりの労力をかけて販売活動のために動きます。
また、レインズにもしっかり図面を載せますし、物件についての資料もダウンロードできたり、写真もダウンロードできるように素材もたくさんご用意します。専任だからといって情報は囲い込むことはせず、他社の不動産会社さんにも助けていたき、早く売り抜けるというスタイルで取り組んでいます。

弊社も過去2回専任媒介ではなく、一般媒介でお引き受けしたことがあります。1件目の売主さんは既に5ヶ月の間3社に依頼していたのですが、図面の作成がなかったり、金額改定がされていなかったり、そもそも販売活動らしきことをおこなっていない状態でした。ただ途中解約になると広告費という名目で費用を請求されるとのことで取り急ぎ弊社とも一般媒介にして販売活動をスタートさせました。

結果ですが、1ヶ月半で購入希望者を探すことができました。

2件目は父の紹介の法人所有の物件でしたが、会社として付き合いのあるもう1社にも仲介を依頼しないと…ということだったので、弊社も一般でお引き受けしましたが、残念ながら、その不動産会社さんが買い取るという結末になりました。
(もう少し待てば高く売れたと思うのですが…)

ということで、弊社では媒介契約を結ぶ前に下記について調べた上で納得した一社と専任媒介を結ぶことをおすすめしています。

・図面はどんなふうに仕上げるのか(例があると良い)
・どこに物件情報を掲載するのか
・レインズの登録証明書をもらう
・定期報告はどんな内容をあげてくれるのか
・買付が入った、相談が入ったときの対応はどうなるのか?

お客様にも分かりやすく説明できてこそのプロですからね!

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