No を言える人になる2 人間関係のあり方
【多くの人が他人や社会が決めたルールをNOと言わずに受け入れ自分のルールよりも優先させてしまっている
誰かが考えた価値観やルール、生き方を一方的に押し付けられ、時には自分らしくあること、自分らしく生きることを否定され様々な我慢を強いられる
心や体が悲鳴をあげていても親が言うことだから会社の決まりだから常識だからと、NOを言わずに受け入れてしまっていることが非常に多い】
常識だから!
は、ぐうの音も出ない言い方だと思う。
暗に、常識知らずと否定されているように感じる。
むしろ馬鹿にされているとさえ思う。
何かのミスをした時に戸惑った態度を表すと、いやいや常識でしょみたいな反応はよくあることだと思う。
人に否定されることが怖くて世の中の常識と言われることに従わざるを得ないと思っている人がほとんどではないだろうか。
【他人や社会が決めた価値観やルールから解放され自分の価値観やルールに基づいた自分らしい人生自分だけの物語を取り戻すには
人間関係のあり方を見直すこと
他人の、ルールに縛られずに生きるためにはその人間関係が自分にとって好ましいものであるかどうかをしっかりを見極める必要がある】
小学校入学する時に
友達100人できるかな?
と歌もあれば周りにも期待されてよく言われますよね?
出会う人みんなと仲良くしなければならない、嫌いだと思ってはいけない、いいところを見つけないといけない、みたいな考え方がすごく根付いていてどうしても自分の中にはマイナスな感情をあるにも関わらずその感情を否定続けないといけない環境にあると思う。
極端に集団の中で嫌われるのを避け、いい顔をしようとしても
どうしても人間関係の中には嫌だなと思うことをされたり嫌だなと感じることがある
そういった時に感情を表に出してしまうと仲間外れにあってしまうこともある。
学校社会の中で仲間はずれに会うことはとても怖いことであると思う。
好きな人同士でくっついて食べる毎日の給食や二人一組になる体育の授業、修学旅行などでグループに分かれる時など
いつも周りに自分が一人だと思われたくなくて一生懸命仲の良いふりをしたり、たいして好きでもない話の合わない友達と仲良しごっこをしなくてはならない。
そういった環境が社会に出たり大人になった時にも影響していると思う。
【好ましい人間関係は
とにかく公平(フェア)で穏やか
価値観や考え方を一方的に押し付けられる事もなくミスや欠点を過剰にせめられることもなく片方だけが損するような不公平な取引を持ち込まれることもない】
私はいつも弱い立場にならざるを得ないところで生きてきたように思う。
人に嫌われないように一生懸命顔色を見て、強く酷い言い方をされても自分の自信のなさから言い返すことができず
正当化するためにひどく私のことを非難されても
人前で大声で罵られても
恥ずかしい、悲しい、みんなの前で止めてほしい、ちゃんと話を聞いて欲しいと思いながらも
私が悪いからだと自分を責め、その人ともっと仲良くなるためには自分が変わらなければならない、もっと相手に感謝しなければならない
あの時のこれが嫌われる要素だったんじゃないかなど自分の粗探しを一生懸命して
常に自分はダメなやつだと思っていました。
【フェアな人間関係の比率が高いと自分は自分のままでいていいのだ、たとえ欠点だらけでも失敗だらけでも大きなことを成し遂げられなくっても自分や自分の人生には価値があるのだと感じられるようになり心が安定する
自分の感覚に敏感になり自分のルールを優先し自分にとって良いものを受け入れ良くないものに No と言える勇気と自信を持てるようになるため、自分が心から求め選んだものばかりに囲まれて喜びのおおい本当の意味で幸せな人生を歩むことができるようになる】
日本人は昔から身内を褒めない習慣があります。
うちも大多数と同じように褒められずみんなの前ではネタにされるのが普通でした。
自分自身のことが自分で恥ずかしい存在だと思い、それは今でも続いています。
むしろ褒められるととてもしんどくなります。
今それだけ高い評価をされているなら、減点方式で嫌われていくだけなんじゃないか…
何をするのにも人に見られたくない評価されたくないという思いが常にあります。
そもそも3人兄弟の末っ子、亭主関白の家庭に育ったため、私は常に最後。みんなの事を優先してから私が最後に物を食べれたりお風呂に入れたり、外食でお店に入る時でさえ私は最後に入らないと怒られました。全ての順番が私が最後でフェアだと思ったことはありません。
それに加え勉強も運動も人よりかなりできる姉と兄に比べ私は運動も全くできず勉強もとても苦手意識が高かったので常に劣等感に晒されでいました。
常に人に合わせることが第一で自分の感覚というものがわかりませんでした。
コミュニケーションの一種として人をみんなの前で馬鹿にしたり笑うネタにしたりすることがありますがそれは笑っていても本人はその場では笑うしかできることがないためです。
本当は大切にされたり優しい言葉をもらいたいという気持ちがあるならば、完全にそういうことをされるのは自分にとってNOだということをはっきり言うべきだと思います。
全ての人にはそれをNOという権利があると思います。
【好ましくない人間関係は他人のルールで貴方を縛り付けあなたの価値を勝手にジャッジしあなたの時間やエネルギーをひたすら奪い続ける】
私自身を受け入れ見守り、愛してくれない人にエネルギーを使う必要は全くないのだと思います。
家族や愛情感じる人であれば自分が嫌なことを話せばきっと受け入れてくれると思いますが
他人なら諦めてさっと距離をとるのがベストなんだと思います。
愛してくれない人からの言葉にこだわりその言葉を覆そうと頑張っても変わることはほぼありません。
無駄にエネルギーを使うだけだなと思います。
有限な時間とエネルギーは大切な人に!!