採血で過呼吸になったら、初体験のことを思い出した
※血などの過激な表現が一部ございます!苦手な人はReturn!
採血してたら過呼吸になった話
先日、ずっと後回しにしていた健康診断に行ってきました。
私は昔から採血が大嫌い。むかし献血に行ったら、血を抜かれている感覚だけで気持ち悪くなり、バタンキュー。
今回も例にもれず、看護師さんからの『じゃあ、採血しますよ~!3本分とらせてもらいますからね~』の一言で、『え、そんなに?!』と、既に気持ち悪くなった。
注射針を刺され、血をずるっと抜かれる感覚に限界を迎え、息が苦しくなり過呼吸になった。
看護師さんたちが慌てて数名出てきて、呼吸指導をしてくれた。おじいさん先生も奥から出てきて、ゆっくり時計の秒針を見ながら、一緒に深呼吸してくれて、やっと落ち着いた。
もう26歳の大人なのに、醜態をさらしてしまったな、とばつが悪くなりました。(あの時付き添ってくださった皆様、ありがとうございました!!)
『敏感なんだね。あなたのこれは個性だからね。ヨガやったりして正しい呼吸を学びなさい。』と、おじいさん先生が言った。
『ふ~ん』と思いながら、ふと思い出していたのは、自身の初体験のことだった。(いきなり話が変わるし、全然艶っぽい話ではないです。(笑))
私は初体験にあまり良い思い出がない
当時のパートナーがデートレイプの傾向があったため、初体験の後、近くまで来てくれた友達の車の中で、震えるように泣いたことを覚えている。
細かい描写はしないが、自分の身体の中に無理やり異物が入ってきて、何かがえぐり取られ、失うような感覚。後にも先にも初めての感覚だった。
私にとって、なぜ初体験が”損なうように感じた”のか。
セックスの時、女性側は自分の中に異物を迎え入れるような、自分の中身が削られるような感じがある。
男性側はその逆で、自分の外に対してアプローチするので、自分自身は減ったり増えたりしない気がする。
だからこそ、私にとって初体験の心身的負担が大きくて、何か失ってしまったような気持ちで呆然としたんじゃないか、と思っている。
(もちろん、そう感じない女性は山ほどいる、とも思う。男性も、たくさんの人が初体験にまつわる辛い経験をしていると思う。)
なぜ初体験と採血が関係していると思うのか
ここでやっと、この二つがつながります。(笑)
採血で、細い針が”チクり”と自分の身体に入ってきて、何かを抜かれる感触。セックスの時、自分の身体の中に自分ではない異物が入り、削られるような恐怖感。婦人科の内診台に上がって、得体のしれない器具が、自分の身体の中に入ってくる不快感。
あぁ、これらの感情ってなんだか似ているな、と思った。
”自分の”体の中に、何かが入ってきて、荒らされるような、何か取られるような感覚。
別に女性に限ったことじゃないかもしれないけどね。
稚拙な文章でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました!!ご意見あればぜひコメントください。
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