風邪ひきのお供にリアルの本
panpanyaさんの漫画が好きなのですが、電子で出てる分は全部読んでしまっていて、秋口にふと調べてみたら新しい紙の本を予約受付中らしい。
ということを知って、即注文した。
そして、今日届いた。今日はちょうど休日でしかも風邪ひきで微熱があって、天気が良いのに何もできないどこにも行けないという、虚無の日。読もう。
買ったのはpanpanyaさんの初期作品集「足摺水族館」「そぞろ各地探訪」です。
多感な時期に私も作ったなあ
紙の本ってイイね…!
特に「そぞろ各地探訪」の方は、旅先で集めた絵はがきや栞や切符の切れ端、食べたものやお菓子の梱包紙などを、日記と一緒に閉じ込めたみたいな一冊。これは…これはギュッと掴まれますね。そういうのやったわ、私も。好きな人にはたまらないでしょう。
紙の本の読み方
紙の本は自ら光らないのです。十分な光源が必要である。
それから、ポテチとか食べた手で触ってはいけない。油が紙に染みを作るので。
そんなことを思い出したりした。
ソフトクリームの旅
「そぞろ各地探訪」第一話より。めっちゃ面白かった。だんだん「もうお腹いっぱい」となってくる作者の心情が手に取るように伝わってきて、飾らない旅のリアルさが良い。「誠に不誠実ながら「潰れててくれ!」と願ってしまっていた…」には笑った。
もったいない
そぞろ各地探訪も足摺水族館も、1話1話の読後感が大きくてなかなか一気読みできない。ちょっとずつ読んで楽しもうと思います。