「梨地肌」、なんて読むでしょう?
以前こちらでご紹介したことがあるので、お読みいただいた方はお分かりになるかもしれません。
「なしじはだ」と読みます。
鉄瓶「さくらふぶき」を例にすると、桜の模様が付いていない部分に施していきます。
職人の血管の浮きっぷりが真剣さを物語っています^ ^
結果、こうなります。
梨地肌は筆で絹真土(きぬまね)と呼ばれる絹で濾したような細かい砂を置いて施していきます。
このような細かい肌は、さくらふぶきにおいては「散りゆく桜の儚さ」を表現できるのですが、繊細ゆえに誤魔化しが効かないため、非常に高い技術を要するものです。
ちなみにこのさくらふぶき、現在こちらのイベントの「記憶」ブースに、「認定NPO法人 桜ライン311」さんの取り組みの一つとして展示してあります。
(こちらの写真は桜ライン311さんのインスタグラムより拝借しました)
東京ミッドタウン・デザインハブにて「7月5日」までですので、東京にお住まいの方は特に、是非この週末にお立ち寄りいただけたら幸いです♪