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面接の評価は最初の数秒(第一印象)で決まる?
こんにちは、kanakenです。
■冒頭
本日のテーマはこちら。
「面接の評価は最初の数秒(第一印象)で決まる?」
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、メラビアンの法則。
アメリカUCLA大学の心理学者、アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念です。
★概念のサマリ
・人物の第一印象は初めて会った時の数秒で決まる
・その時の情報のほとんどは「視覚情報」から得ていると言うもの
・初対面の人物を認識する割合
∟視覚55%:見た目/表情/しぐさ/視線
∟聴覚38%:声の質/話す速さ/声の大きさ/口調
∟言語7%:言葉そのものの意味/話の内容
■面接の評価は、”目に入ってくる情報”でほぼ決まる?
上記のメラビアンの法則が正だとすると、いくら良い言葉でPRをしたところで面接全体の「7%」くらいしか影響がないということでしょうか。
いや、もちろん「第一印象」と「面接全体」とでは全く違う比率ではあるはずです。
仮に面接が1時間(つまり60分。つまり3,600秒)だったとするならば、開始5秒の第一印象で躓いたとしても、残り3,595秒もあるわけです。
全然、後で取り返せるはず!
いや、でも面接を何千回とやってきた立場として、よくよく考えると、”第一印象で感じたもの”と、”面接が終わってからの評価”は一緒かもしれません…。
いずれにせよ、最初の面接の入り方に気を付けるに越したことはありませんね。
■どこをどう意識すれば良いか?
正解は1つではありませんが、以下の4つを例示いたします。
①顔の表情、目線
満面の笑みとまではいかずとも、明るい表情で場が始まると、話を聞くのが楽しみだな、と思いますよね。目線に関してはあまりチラチラと動かすと落ち着きがないように思われますし、相手の唇辺りを見るように心がけましょう。(目を凝視されると怖いです。笑)
②態度
肘を組んだり、頭をかいたり、貧乏ゆすりをしたりなど、緊張が重なると意外と癖が出やすいかと思います。緊張しやすい方は、1つ1つの所作をなるべくゆっくり行うことを心掛けてください。ちょっと意識するだけで堂々とした印象になると思います。
③声の大きさ、トーン
必要以上に大きな声で話していただかなくても大丈夫ですが、ハキハキと、明るいトーンで声を出すようにしましょう。背筋を伸ばすだけでも声の通り方が変わるので、両手を膝においてまっすぐ前を向いてしゃべると良いと思います。
④服装、髪型
リクルートスーツ、カジュアル、私服といった違いがあるかと思いますが、大事なのは清潔感です。服にしわはないか。靴は泥だらけじゃないか。ネクタイが曲がっていないか。髪がボサボサじゃないか。細かいところまで気を配りましょう。
面接直後から評価を下げることがないよう、意識してまいりましょう。
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