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将来像・キャリアプランって必要?
こんにちは、kanakenです。
■冒頭
本日のテーマはこちら。
「将来像・キャリアプランって必要?」
良くこんな声を耳にします。
・将来どうなりたいかをもっと具体的に考えておいたほうが良い
・行きたい業界、やりたい仕事を考えて、逆算して何年後にどうなりたいかを考えたほうが良い
こんなことを周囲から言われるけれど、あまり具体的なものは決めていない。むしろ、就活をしていく中で色々な業界や職種に対して、何でもワクワクを感じてしまう自分がいる。
変に選択肢に固執せず、目の前の仕事を一生懸命にやろう。どのような会社に入ることになったとしても頑張ろう。
はたらく意欲はあるけれど、「未来を具体的に描いて逆算型で考えられる人材」じゃないと内定は貰えないのですか?
No!!
まったくそんなことありません。
事実、私は全然描けてなかったですし。5年前ですら今の自分を想像できてなかったです。笑)
私の話はさておき、こういった悩みを抱えている方がいらっしゃいます。
■キャリアプランを練る必要はあるのか?
幼少期から自分のキャリアを考え抜き、夢を具体的な行動に移して成功している方がいるもの事実。(スポーツ選手がイメージしやすいでしょうか
「私は未来を完全に描ききっており、逆算した上で綿密なキャリアプランを練っています。」と言えたら素晴らしいのは間違いありません。
けれど、全員がそうあるべきでしょうか。
自分がそれとは違うと思うのであれば、別にそのままでもいい。
付け焼刃的な感じでカッコつけた話をされても、見抜かれるのがオチ。
ありのままの姿でいいです。
「何故、自分ははたらくのか?」や「はたらくを楽しもうとする気持ち」があれば十分。未来は分からないけれど、”一生懸命に頑張ろうという姿勢”を示してほしいと思います。
■余談(Tips)
以下、余談としてTipsを紹介します。
1:労働人口の変化予測からすると、どうなるか未知。
「計画に固執せず、柔軟に変化に適応する姿勢」でもいいのでは?
・人口:2008年に人口減に転じた日本。2050年に1億人を下回る予測もある
・世代別人口:1998年生は120万人(2020年で22歳)でピーク比57%まで減少
1960年生(同60歳)は160万人、1973年生(同47歳)は209万人
・労働力人口:2050年には5000万人を下回り、2065年には4000万人を下回る予測もある
2000年:6766万人、2012年:6628万人、2017年:6556万人
2030年:6180万人(1998年生は32歳)、2040年:約5000万人(同42歳)、2050年:約4500万人(同52歳)
※厚生労働省資料等を参照
2:学術的にも「逆算型ではないキャリア開発の考え方」が研究されている
・キャリアドリフト(神戸大学大学院:金井壽宏教授が提唱する理論)
・計画された偶発性理論(米スタンフォード大学:ジョン・D・クランボルツ教授が提唱する理論)
”変化する未来、予測できない未来を楽しむくらいの気持ち”でいれば、その柔軟な姿勢を魅力に感じてくれる会社と出会える。
私はそう思っています。
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