面接は何分前に到着するのが良いのか?
こんにちは、kanakenです。
■冒頭
本日のテーマはこちら。
「面接は何分前に到着するのが良いのか?」
ある面接予約をされた方が来社された時のエピソード。
「こんにちは、10時から面接のお約束をしている●●です。」
ん?
時計を見ると、9時30分! はやっ!!笑)
たまたま手前の予定がなかったので、そのまますぐに対応させてもらいましたが、もしもギリギリまで別の予定が入っていたら、30分もお待たせすることになってしまうケースでした。
■“丁度いい“は人それぞれ
心配性の方の場合、初めて訪れる場所ということもあって、早く着いてしまった。なんてことは多いのかもしれません。
・何時に行ったらいいのかな?
・まだ早すぎるかな?
・でもあまりギリギリになっても失礼なのかな?
と悩みますよね。
人事の立場として、丁度いい時間をお答えするならば、「10分前~5分前」がいいです。(ご来社確認後、少し準備をしてからお迎えに上がって、時間丁度から始められるタイミング)
面接前の時間は、連続して複数の方の面接を行っているケースもありますし、面接以外に別の作業をしていることも多々あります。
早く到着いただく分には越したことはないものの、あまりに早く来られてしまうことが分かると、別の対応をしている時に「待たせてしまって申し訳ないな・・」という気持ちが生まれてしまうのが正直なところ。
悪気はないのは分かっているのですが、「ありがた迷惑」になるリスクもご認識をいただければと思います。下手をすると、「相手の都合を考えられない人だ」という評価になりかねません。
良かれと思って早く行ったのに、評価が下がるなんて最悪です。
“丁度いい“に1つの正解はないのですが、無難に5分前くらいに受付をすることをおススメします。
■早く着いた場合、どうしたらいいか?
エレベーターが混んだらどうしようか。受付が混んだらどうしようかetc・・・
心配が尽きない方だと、どうしても早く着いてしまいますよね。
(平気で遅刻する方よりかは全然ましです!)
もし10分前よりも早く着いてしまった場合、以下の対応をおススメします。
・受付がある階までは行き、その階のお手洗いに行って最後の身だしなみチェックをする
・受付の近くにあるイスに座り、気持ちを落ち着かせる
・イスに座って、面接企業のホームページや資料を読んで待つ
・5分前になったら受付を鳴らす(大企業で受付が混雑する場合は10分前)
もし、あまりにも早く着いてしまい、できれば早めに面接を開始してほしい事情がある場合は、指定された緊急連絡先にご連絡を入れてもOKです。
ただ、その場合は、
「お約束よりも、だいぶ早く着いてしまって恐縮です。もしも、ご予定が空いていればで結構ですが、開始時間を少し早められませんか。もし難しければ、どこかで時間を潰して時間通りに改めて参ります。」
と、自分の都合を一方的に押し付けるのではなく、相手の都合がよければお願いしたいというスタンスを大事にしてくださいね。