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人を巻き込む場の作り方①(オンライン編)

ゼロ高等学院という堀江貴文さん主宰の通信制サポート校で立ち上げメンバーとして3年半やってきた。2022年3月に退職したことを機に、2018年より完全オンラインの学校をやってきて得た知見をまとめていこうと思う。

私については、ゼロ高代表の内藤さんがまとめてくださったこの記事をご参照ください。

双方向性の価値が上がる。

いいコンテンツが無料で提供される昨今。オンタイムで集まる場所で期待されることは双方向性でのコミュニケーションだと思う。
受け身の授業ではなく、個々人が有機的に連携しながらコミュニティを作っていくことを、実感できるようにするにはどうしたらいいか。
「自分が参加することで、他者に影響を与えられる。」参加者がこう思えることを狙いとして持っておくことが重要だ。
今回は、私が大切にしていた3つの心構えをお伝えしていこう。

①参加させる。

とにかく、リアクションさせる。手を挙げるでもいいし、チャットでも、スタンプでもいい。呼びかけるときは、ファーストネームで、わざとなれなれしく。本人に許可をもらってあだ名をつけたりもした。(オンラインはこれくらい踏み込んでちょうどいい感じに距離を詰められる。Zoomの時は、名前を変えられるので呼ばれたい名前に変えてもらうのも◎)

②最初の発言はバカなことをいう

オンラインは距離感を詰めにくい。初めに真面目に入ってしまうと、その空気感は最後まで払拭できない。私は壁紙を「むちゃぶり姉妹」として、インパクトを持たせた。(ふざけても大丈夫なんだと思うと、人は安心して発言できる。)
こういう人が現れた場合は、スルーせずに突っ込んでほしい。
余談だが、まゆげとリップはZoomにお任せ。(目をこすると、眉毛がずれて、手に映るのでご注意を!ただ、それが間抜けすぎて場が和んだことも・・・)

真面目な顔なのにこのインパクト(ちなみに妹もいます)

③人と人を繋ぐ

ファシリテーションするときは、参加者同士がつながれるように心がけた。例えば、自己紹介をするときは、終わった人が次の人を当てるようにする。当てられた人は、前の人の自己紹介を聞いた感想(ポジティブフィードバックで)を伝えてから、自分の自己紹介を始める。他者からフィードバックをもらうことで、その場を安心の場だと認識してもらえた。
このような形で、自分の番を待っているので、全員が「聞く姿勢」を持つことができた。


小さな工夫で、オンラインコミュニケーションが円滑になり、仲間を作れる。このような知見を次回は、エピソードとともに紹介していこうと思う。

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