拝啓 畑中雅美 様
2019年11月6日水曜日
コルクラボ編集専科5回目。小学館でSho-Comiの編集長をされている畑中雅美さんと、コルクの佐渡島庸平さんの対談形式の講義だった。
畑中さんは佐渡島さんとお話ししているのに、何故か、私もそのお喋りに混ざっているような不思議な感覚が生まれた。
大きくうなづいたり、あぁ!と声が出たり、ヘェ〜と口にしたり。
でも、それは私だけではなかった。隣に座っている方も、前の方もかなり揺れていたし、みんなが、その雑談の中にいるような気分だったかもしれない。
私は、講義を受けながら畑中さんにお手紙を書きたいと思った。この人なら、きっと私が抱えるモヤモヤや、鬱憤を世の中に出して、思いを昇華させてくれる。
そんな人がこの世の中にいるんだということに、救いを感じた。自分が今やっていること、全部話したい!!今、課題に思っていることも全部聞いて欲しい!!こんなかなり独りよがりな思いを強烈に感じたのは、初めてかもしれない。
この日、畑中さんから発せられる言葉の全てが好きだった。何を話されたのか、誰にも話したくない。自分だけが聞いたことにしたい。
理解してくれるかもしれない人の愛に包まれるとはこういうことなのかと思うほど、私は畑中さんに夢中になった。
70歳で東方神起にジャンプするおばあちゃんがいるのなら、私は40代最後の歳で名編集長を前にジャンプした。
畑中さんの話を聞いていると、もう半分捨てかけた「おんな」である部分が蘇ってくる感覚に陥った。
少女漫画に視力を奪われたあの青春時代が、畑中さんと共に蘇った。
基本女性が苦手な私が、こんなにも心奪われる女性に出会えたこと、佐渡島さんの好きのお裾分けに感謝しかないです。
むちゃくちゃな文章ですが、私はこの気持ちを畑中さんに届けたい。
「畑中さん、大っ大好きです!!お手紙届けていいですか?」
#コルクラボ編集専科