見出し画像

マーケティングデザインを考える

おはようございます。
今日は先々週のlive配信での内容から。

ジャム理論

マーケティングをデザインしていく上で、
欠かせない発想の部分が「ジャム理論」の話。
ジャムが売れないからって、品質改善をしても
種類を増やしても改善されませんよ。と。

皆さんがジャム屋さんだったとして、
お客さんを呼びたい、
買ってもらいたいとします。

24種類のジャムを売る店と、6種類だけの
お店とどちらが売れたでしょうか?
実際にコロンビア大学が行った実験です。

人がたしかに沢山集まったのは
24種類のジャムの方でしたが、
購買率を比較すると、24種類:3%で
6種類:30%という結果になりました。

それはカスタマーアクションを考慮してない、
こちら側の都合で物事を思考しているから
絶対に改善し得ない状況ですよということです。

「選択肢は人の決断を鈍らせる」
ということに繋がりかねないということの
最たる例ではないでしょうか。

どんなことでも
「ヒト(お客さま)のことから考える」
=「その人の目線に立って考える」ことが
すごく大事なんですよって話ですよね。

来ない顧客から考える
・来ないお客さんは朝、何食べてるのかな?
・どうしたら、ジャムを使ってくれるのかな?

そこを考察していく上で、大事なことが一つ。
他社や業界常識を一度、取っ払う。

既存概念(既存顧客、業界風習)
➡︎ブッ壊す

画像1

モノ思考を行動思考に変換していく作業、
これがマーケティングデザインです。

実践的な例でいくと、映画館。
→「本質的に映画を見たい人」
→「デートに使いたい人」
どちらが多いでしょうか?

はい、答えは「デートに使いたい人」です。
それに今はサブスク系映像サービスも充実して、
映画館の売り上げも落ちているそうです。

なので既存概念を取っ払って「デート」を
考慮した映画商売を考えるとしたら、
・ドライブスルー映画館
・ベッド個室くつろげる映画館 
などなど
そんなアイデアが合っても良いかもですね。

VOTフレームワーク

そしてそうした「行動思考」に落とし込む
フレームワークとして竹花貴騎さんが
実践しているのがこのVOTフレームワーク。

V:Value 提供している価値は何か?
O:Obstacle その価値を何が下げているか?
T:True-Reason 下げているものを選ぶ本当の理由

Ex.)
V:カメラ
O:スマホ
T:自撮り・内カメ
(内カメ搭載1レフとか出たらいいですね)

そうした中で、「斬新」と世から
言われるものが実際には顧客真理・行動を
捉えているからヒット商品になるという
仕組みを教えてくれたライブ配信でした。

まとめ

・自分の顧客への概念や価値を一度破壊しよう
・物事の破壊と創造=「デザイン」
・今の時代、「モノ競争・思考」じゃ無意味
・VOTフレームワークで価値を創造しよう


最後まで読んでくださりありがとうございました
日々、イン/アウトプット頑張りますので、
参考になったなと思ったらぜひ「すき」「フォロー」
頂けると嬉しいです。

ではでは。


いいなと思ったら応援しよう!

金井元希|フリー:アスレティックトレーナー
ここからトレーナーとしてだけでなく、「経営者」としての視点やビジョンを持ちながら日本で一番稼ぐアスレティックトレーナーになりたいと思っています。応援してやってください。