愛すべき弱い者たち
人は変化に弱い。
というか、変化を恐れる、嫌う資質がありますよね。
たとえそれが、ポジティブな変化だとしても、脳だか心だかは、ちょっと怖がっているように感じます。
幸せを感じるのは、得意になりました。
期待せず、感謝して、五感を働かせていれば、幸せだと感じる現象は、たくさんあるのだと、気づくことができます。
その逆の状態は、あまりにも不幸だと、今は思います。(でもたまにあります。)
今朝は急に怖くなりました。
いや、なんの感情かも分からなくて、観察していたら、何かが震えていました。
わなわなと、私の心のどこかに住んでいる何かが、身を寄せ合って震えていました。
それは小さくて、見逃してしまいそうだったけど、確かに「怖い」と感じていました。
さらに観察する。
どうやら、見つかってしまった、と怯えている様子です。
今まで、奥の奥、影の影に隠れて暮らしていたのに、
ついに、見つかり、人目に晒されるんだと。
弱い者たち。
私の弱さの化身たちは、覚悟を決められるだろうか。
ただ、彼らはもう一つ気づいているようです。
ここにはもう居られない、ということに。
息をのみながらも、どこか冷静に、理解しているようです。
良かった。
もう怖がらなくてもいいよ。
と、彼らを解放してあげられるかもしれない。
今までありがとう、愛すべき弱い者たち。
もう少しでお別れです、きっと。
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