不妊治療ヒストリー19 〜小休憩〜
たまごちゃん達の結果を夫と両家の親に報告した。
尋常じゃない位の落ち込みをしていた私を心配してくれた上に
「かなへびが後悔しないようにして欲しい。応援するからね!」
と言ってくれた。
引っ込んだ涙がまた出そうだった。
泣くだけ泣いて、落ち着きを取り戻した今
色々なことを考えている。
考えているのは主に4つ。
1. 治療の目処をつける時期
2. 転院について
3. 子どもが本当にほしいか
4. 体調の管理
1. 治療の目処をつける時期
妊娠して卒業!というのが一番望ましいが、どれだけの間挑戦するのか?
ずっとできるほどの資金はないので、ある程度の区切りが必要。
もう一度体外受精に挑戦してみて、それでもダメなら諦める!と決めた。
気づいたら貯金がなくなっていた、なんていうのは避けたいし。
老後の資金も残しておかないとね…
2. 転院について
現在通院している不妊外来は産婦人科と一緒になっている。
ここで妊娠したら分娩までお世話になれるとのことで選んだ。
でも、通えば通うほど不信感でいっぱいになっていく。
機械的な治療方法、患者の話を聞こうとする姿勢のない医師。
でも今回どうしても許せなかったのは、採卵したたまごちゃんに対しての
対応だった。
何個受精したか、何個分割がうまくいっているか。
どれくらい成長しているのか。
全部患者から聞かないと教えない。
初期胚で凍結するのかどうかも患者側に選択権がなかった。
全部胚盤胞に育つまで待つやり方なのかもしれないけど。
おまけに顕微授精にしたことを、受精確認段階で初めて言われた。
おたまじゃくし氏の状態が悪かったのかもしれないが、それならそれで
受精作業当日にでも言ってほしかった。
患者数が多いのはわかるけど、患者の気持ちに寄り添っていないと思った。
正式な結果は聞いていないけど、専門のクリニックに転院することに決めた。
値段は今のところが専門のクリニックに比べたら断然安いが、不信感を
抱いたまま治療には通えない。
3. 子どもが本当にほしいか
実のところ、私は子ども好きではない。
どう接したらいいのか分からないというのもあるけれど、苦手だ。
だからなのか、自分達夫婦に子どもがいるという風景が浮かばない。
でも子ども連れのファミリーを見ると「いいな」と思ってしまう。
自分達に似た子どもは時々憎たらしくてもかわいいんだろうなって。
あとは、「子どもがいる」といういわゆる「普通」とされる家族に
なりたいという思いがある。
「子どもはそこまで欲しくない」と思うんなら不妊治療をする必要は
ないんじゃないかと思う時もある。
でもそう思う部分だけを取り上げて不妊治療を終わらせる勇気が
どうしても出ない。
「そこまで欲しくない」という気持ちだけで動いたら、後悔する日が
来る気がする。
「子どもが本当にほしいか」
この部分はどうしてもはっきりした答えが出せない。
4. 体調の管理
不妊の原因になっている「冷え」と「肥満」に向き合おうと決めた。
以前よりは冷えは無くなってきたが、それでも手足が冷たい。
慢性的な肩凝りもあるので、いい機会だと思って鍼灸に通うことにした。
あとは「肥満」を解消すべく、ウォーキングを始めた。
体が慣れてきたら軽いジョギングも加えてみようと思う。
不妊治療お休み期間中だけれど、何もしないとソワソワしてしまうので
出来ることから始めて自分をケアするのも妊活の一環なのかなと思っている。
落ち込んでいる場合じゃない!
すすめ、私!
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