「成長」ってしなきゃいけないの?
社会人になって、早1か月と2週。
研修の中で「成長とはなにか?」という人事によるレクチャーがあった。レクチャー自体は、経験学習サイクルのやり方やリフレクションの行い方などを学ぶのだが、私は最初浮かない気分で参加。
なんかモヤモヤ。
最初に人事の方から、
成長って必要だと思いますか?
という問いがあった。
私がモヤモヤしていた理由はここにあった。
私は、成長という言葉に対してネガティブな感情を抱いていた。
大学生のとき、子どもの現場などたくさんの大切な人たちとの日常的な関わりを経て、
みんなそのままでいい
という結論に達したから。
「成長」しなければならない自分や相手って、その今の自分とかその人を否定している感じがして。
そんな私のことばを人事の方も同期のみんなも聴いてくれて、すっきりした状態でレクチャーを受けられた。
成長とは、階段をのぼるのではなく、自分のコア(らしさ、大事にしたいもの)があって広がっていくこと。
成長とは、多面体になっていくこと。
成長とは、目的ではなく手段であること。
そんなイメージだったら、自然に受け入れられた。
自分や相手が「らしく」あるために。
私がこの会社に来たのも、もっと自分の幅を広げたい、人に対してできることを増やしたいっておもったんだったな。
実際、まいにち新しいことを知って、できるようになることを、今、たのしめている。
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