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先祖の足跡は今の自分。風姿花伝から学ぶこと。
昨年末から
日本語の源流を学び
今、祝詞を学び
大和言葉を再び学び直してる。
日本の古典芸能
大和猿楽について
謡曲について
和歌について
茶道について
小学生のころ、祖母の真似事をしながら和歌を詠んでみたり
盆手前を点ててみたり。
謡曲の発声を模してみたり。
なんの役にも立たないってことは、当時から何一つ思っていなかったし、今も思っていない。
私は幼少のころから
産土神様や氏神様、導き神様や
御先祖様に導いていただき、今がある。
そう思っているのだ。
時々、家系などなんの役にも立たない。
むしろ、そんなことをいう人間は、時代錯誤も甚だし。と
馬鹿にされたこともあったが
私はそうは一切思わない。
自分から遡って家系をたどると
すなわち、先祖の足跡をたどると、確かに自分のなかにある「才能」やら「能力」やらに至ることをみんな忘れてはないだろうか?
一子相伝。
この言葉に日本の、日本人の精神性が写し出されているか
考えたことはあるだろうか。
私が家系に頼りすぎてる?
ちゃんちゃら可笑しなことを言うでない。
私は人に聞かれても
自分の本来持ち合わせたもの(能力とやら)を
「ひけらかす」ことなど
一度たりともしたことはない。
それは、誰しも
先祖から継承した誇れるものが
しっかりあるのだ。
その精神性を御座なりにしている
現代のほうが憂うことではないだろうか?
自分の先祖が大切に継承してきた
もの。
大切に後世に私たちに遺そうと
大切に育んだこと。
今、私たちも取り戻しても佳いのではないだろうか?
今の自分は、先祖誰一人欠けても
存在しないのだから。
他人と比較しなくても
大切なものを受け継ぎ、
後世に遺すためにそれぞれが
今一度日本を大和魂を深く知ることを始め、実践することが
大切に思えて仕方ない。
ネガティブだろうが
否定的だろうが
前世がなんだろうが
そんなの全く関係ない。
今の自分を誰より大切に生きるのは、他でもない自分(あなた)自身だから。