ピッチ大会を終えて
朝4時半。ちゃんといつも通り目覚ましをかけて起きた。
最近やることが立て込んでいたのでなかなか目覚めが良くなかったのだけれど、今日は脳が興奮していて、起きた。
清々しいまだ朝日が出ていない時間だ。
昨日、朝から夕方まで始動のピッチ練習だった。私は午後だったので、午前中は見学という形で、いろんな人のピッチを聞きに行った。ヘルスケアを中心にね。企業における社内起業で来ている方や、すでにビジネスをやっている方、ピボットしながらも細かくまとめている方、、、みんな資料作るの上手だなぁ〜〜と感心してた。
準備の段階で、事業計画書をメインに11月は考えていたから、ピッチ練習は数回しかできず。言いたいこともそこまでまとまってはいなかったので、不安要素もかなりあったのだが、メンターとなる方々から思ってもみないくらい賛同の声を頂けて、「あ、方向性は間違ってはいないんだな」ということが確信できた。
緊張感もありつつ準備も含めると8時間以上ずっとオンラインで座っているのは、精神削られた。よくがんばった、私もKCも。
女性活躍推進を後押しする健康課題解決。
そのための健康サポート事業。
よくありそうな話だ。いろんな資料が載っているし、私もたくさん調べているので、Facebookやその他のSNSでもたくさんの広告が上がってくる。いっぱいチェックしに行っている。
でも、本質を掴んでいるサービスはどこにもないのだ。
「どうしたら人々の健康課題を解決していけるのか?」
その答えを持っている人は、いないから。実際に、取り組んだことがないからだ。
私の中には、答えがある。
私たちのスキルを使ってもらえれば、それが解決できると思っている。そのためには、初期段階として企業に入り込む必要がある。企業という「チーム」の中で、歯車として機能していくだけだ。
(今の段階では、数値化できないニュアンス。ガックリ。)
ケガが減った、とか、選手の意識が高まった、とか、優勝した、とか。
体重が増えたとか減ったとか、筋力が増えたとか減ったとか。
パフォーマンスに関係なさそうでめちゃくちゃあることをしている
まさに仕事をしている人達の本業のそれ以外をやるのが
私たちのそこにいる価値なんだから。
場所は違えど、私は今まで接したすべての選手の健康管理、もとい、今のパーソナルトレーニングのお客様も、保育園の子供たちや父母も、なんなら保育士も笑、もちろん自分の家族もその周りにいる困っている人たちも、みんな私の顧客だと思って接している。顧客というとちょっと違う。
「私の持っているスキルで、力になりたい、助けたいと思える人」と言ったらわかりやすいかもしれない。
今回、始動で一緒になっている150名以上の皆さんだって、私にとっても上記の仲間になっている。何かあったら連絡してね、って思っている。
自分がアスレティックトレーナーとして生きていることを心から誇りに思い、心から楽しんでいるからだ。
この仕事をしている自分と、本来の自分にほとんど境界線がない。まあ、仕事の時は多少は営業トークも、相手に合わせたりもするけど、基本的には裏表なく嘘偽りなく思ったことを発言し、相手のことを考えて言動している。
それが、このビジネスの本質だ。
私だけではなく、私の仲間たち、アスレティックトレーナーたちが日頃現場で皆さんに届けていることを、もっと働く世代の人たちに還元していきたい、、、それが始めた理由。
そして、ここでは裏の目的も一つ。
働く世代は、小さなお子さんや小学校〜高校くらいまでの子供を持つ人も多いと思う。そうした子供たちがスポーツを始めたときに、怪我をしたりコンディショニングについて疑問を持ったときに、
「お父さん、お母さんの職場にトレーナーさんいるから、ちょっと聞いてみるね」
という会話を期待している。
私たちトレーナーは、いつも学校やスポーツ現場にいるし、育ったところが学校の部活動だから、どうしても「学校にトレーナーを!」と叫びがちなんだけど(私も昔はそう思っていたんだけど、、、)お金を出すのは誰?国??公立学校でそんなお金ある?という点が議論されずに、同業や他業種と争ってばかりで一向に前進していない。もはや、政治問題になったまま20年経ってしまっている。私には下から登り詰めて変えていくような根性はない。トップダウンが一番苦手な組織だから。
実際に、トレーナーの雇用も増えていない。雇用形態、条件は最悪だ。ものすごく高いスキルを求めているのに、スーパー長時間労働、低賃金。低賃金って、本当15万とか18万からずっと上がっていかないのだ。それはお金のない学校や企業スポーツがギリギリで出してくれているものかもしれないが、トレーナーとしてのキャリアを考えて夢がなさすぎてやめていく若い人達もたくさんみてきた。
何かがおかしいなぁって、ずっと思っていた。
必要としている人がいて、提供できる資格者もいるのに、職業として成り立たないのはなぜ?せっかく養成校もあって、文部科学省の公認資格となっているのに、それが仕事として成り立たせられないのはなぜ?
その答えは、ビジネスの仕方にあるのだと思っている。誰も手をつけていない領域。個人のやり方に任せている状態。認知を向上させると言いつつ、価値を提供できていない。
伝えていると思っていて、広まっていなかったら伝えていないのと一緒だと、誰かが言っていた。価値があることをやっていると思うなら、堂々と外に出ていく必要がある。
スポーツ現場から、外へ、社会へ。
スポーツ現場、学校という世界だけの仕事から
すべての人の健康に関わる仕事へ。
女性の活躍推進&健康課題の解決という社会課題と
女性トレーナーのセカンドキャリアというのも、かなりマッチングできているなと思っている。スポーツ現場を退いた人、
妊娠出産を経て次の仕事を模索している人などにも
企業での仕事は好都合だ。相手は選手ではなく、普通の大人だけど、
多分、選手たちより言うこと聞いてくれると思う(笑)
あんなに気難しい選手たちを手懐けてきたんだから、誰だってできる
(とか言って、いろんな選手の顔が浮かんでくるわぁ〜)
私の事業計画書、ピッチ大会が終わったら、それが通過してもしなくても、今度は私のコネクションで大学や専門学校に説明会に出向いて行こうと思っています。オンラインでも大丈夫です。
先生方、どうぞお声がけくださいませ〜〜どこでも行きます、旅行がてら!トレーナーの未来も作れるように考えてます!
自分の思ったことただ書いて、ジャーナルっぽくなってきた。
今回新たにいただいた方向性、地方自治体
そしてウェルビーイング経営、そしてBーcorp、このあたり調べて
最後のまとめに取り掛かりたいと思います。
頑張るぞーーーー!
昨日、シッターさんが捕まらなくて、今回はオンラインだし息子を隣に置いて参加することになった。よくある話だが、もう5歳になったので大丈夫かな?と思いつつ、、、
発表の時は、近くの定員さんと遊んでた。また友達作ってた。
ママは疲れすぎて、頭がカチカチだったので、終わった後一緒にお気に入りのピザ屋さん行って、その後銭湯へ。ゆっくりしたかったのに、お風呂の中でKCはバシャバシャ泳いで隣のお姉さんの顔にめっちゃお湯かけて、謝りなさいと言っても恥ずかしいとか言ってごめんね言わず、ブチギレて帰るという土曜日でした…
結果、疲労困憊。まあでも、元気。
今日はもう一度作業したいところだけど〜・・・昨日1日付き合わせたので、午前中から恐竜博物館に行って、息子の楽しいことをしてこようと思う。久しぶりの上野、半日は休んでみよう。
この前、酉の市に行ってまた新たに1年をがんばる決意です。