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「いつか一緒に働きたい」学生時代の友人を誘い続けた4年間
こんにちは、アトラエという会社で広報をしている南です。
今日は、学生時代からの友人にアトラエへの転職を4年間勧め続けた一人の熱いアツい物語を書きました。誘われ続けた側の彼の視点でも書いているので、ぜひA面B面 両面から彼ら2人の物語をお楽しみください。(最下部に貼っておきます。)
2024年9月、アトラエに一人の仲間が増える。とあるメンバーが学生時代からの友人を誘い続け、念願かなって内定に。1回目の選考フェーズから半年の時を経て、2回目の採用選考でやっと内定承諾。
「人生一番の友人です!」
そう語る彼らの友情と覚悟の物語を聞いてほしい。
遡ること7年。最初の出会いはインターン先の企業。
2017年某日、教育系企業でのインターン入社日。同じチームに配属された彼は、ぱっと見ツンケンしていて、斜に構えていて、なんだかいけすかない雰囲気だが、なんとなく馬が合いそうな、、、そんな気がした。
一緒に仕事をしていくうちに、彼の物事の本質を捉える発言や、人のためになりたいというピュアで熱い心根を知り、気付けば月1で遊ぶ仲になった。年齢こそ同じだが、僕が休学してた関係で学年は1つ違っていたが、その後どうやら彼も休学したらしい。
時は流れ2019年、互いに就職し、上京した。
その後再会した彼は、いつの間にか転職し2社目で仕事をしていた。前職のことはよく知らないが、シンプルに合わなかったのだろう。「ここでしっかり頑張らなきゃな」彼はそう言っていた。
その頃僕は、アトラエという会社で求人メディアの営業をしていた。要領がよかったのか、運が良かったのか、はたまた周りの先輩に恵まれたのか、入社して1年で新人賞をいただいた。嬉しかった。とにかく仕事は楽しいし、周りの先輩にも恵まれたし、僕にとって初めての会社、初めての仕事は最高だった。熱中していた。
そんな社会人生活を送りつつ、彼とは定期的に会っていた。僕が仕事に没頭している間に、気づくと彼は3社目に転職していた。僕からみたらいわゆるキャリア迷子だった(笑)
その頃から、冗談まじりに「うちに来いよ」「お前にも絶対合う」「こっちで働けよ」そう誘い続けた。でも彼は「今じゃない」そう言ってなかなか首を縦には振ってくれない。
学生時代の彼はピュアでいい奴だった。本当にいい奴だった。
でも東京で会った彼は、うまく言葉にできないが、ちょっと変わっていた。
「お金もらえて、満足な生活ができればそれでいい」
「仕事は仕事、遊びは遊び」
そう言って笑う彼は全然かっこよくなかった。全然イケてなかった。
何がお金だよ。全然楽しそうじゃねーし。彼はそんなちっぽけな人間じゃないし、もっとおもろいことは世の中にたくさんあるはず。
だから僕は、アトラエのことを伝え続けた。
会うたびに、二人で仕事の話をした。「いつか一緒に仕事しよう」そう約束した学生時代の思い出も忘れてない。
東京とか、仕事とか、社会人とか、、、
なにが原因かは分からないけど、何かにのまれ、熱を失った様子の彼。だけど、心根はいい奴だし、絶対やれるし、めちゃくちゃに信じてる。
僕から見たら、意思決定とか環境選びは正直アホだけど、絶対うちにくれば輝ける。もっとおもろい奴だろ、お前。
ちょっとしたすれ違いで飲む頻度も減ったけど、それでも定期的に誘い続けた。ちょっとずつ、ちょっとずつ、アトラエのことも刷り込んでいった。
僕は諦めない。
入社3年目の頃、今度は僕の方がダウントレンドに入った。
それまでは求人メディア「Green」の営業をやっていたが、
エンゲージメントの高い組織づくりに貢献する「Wevox」へ異動になった。
役割も営業からマーケに変わり、
何をやれば成果に繋がるのか分からず、なかなか成果を出せない時期が続いた。まさに暗中模索。
何をやればいいのかわからない日々でも、マーケ予算は大きくなっていく。できることが増える一方、成果につながる施策を自分自身で考える必要が深まっていった。
今思えば、本当にパッとしない時期だったが、僕が冴えない時期でも、彼は隣でいつも笑ってた。
その後、僕が暗いトンネルを抜けたころ、彼がまた、転職した。
今度はベンチャーだった。
短期間で転職を繰り返してた彼だったけど、この会社は3年ほど続いていた。彼なりに成果も作れ、自信も持てている印象。
そんな2023年の秋、彼が仕事で悩んでいる様子だった。ずっと誘い続けてはいたけど、ここで初めて本気で誘った。
「アトラエにこいよ」
…、初めて彼が頷いた。
今までは僕一人でアトラエのことを話してたけど、この時初めて他のメンバーとも話してもらった。アトラエバーにも呼んで、僕のチームメンバーも紹介した。
選考に進んだけど、「彼にはまだ迷いがあるね。今の環境でやり切った方がいいのでは?」そう先輩に言われ、もう少し今のまま踏ん張ることになった。
彼自身も心残りがあったようで、
やり切ったと胸を張れるまで、もう一度だけ頑張りたいそうだ。
ーー応援してる。
それから半年後、彼はもう一度選考フローに進んだ。最後の社長面接までとんとん拍子で進んだが、社長にも他の面接官にも「彼にはほんの少しだけ懸念がある」と言われた。
全体的に斜に構えていること。
賢さゆえに挫折を経験していないこと。
挫折しそうな時に、環境のせいにして逃げてしまうこと。
それらを漏れなく見抜かれていた。
そんな時、彼からメッセージが来た。
「ちょっと話したい」
自分の弱い部分を変えたいと心から思えたからアトラエに行くと決めたこと。ここで頑張りたいと思っていること。彼は語尾を強めながら語った。
僕も採用チームに彼のまっすぐな気持ちを伝えた。
仲が良すぎて僕目線の彼を伝えるのは難しかったけど、僕は彼ならアトラエで貢献できると信じている。
仮に、万が一、今回の選考でご縁がなくても僕らの友情は何も変わらない。
僕は僕だし、彼は彼だ。
いつか一緒に働きたいと思っているし、一緒に仕事がしたい。それは変わらないけれど、それが「アトラエ」で「今」叶わなくとも僕らは僕らだ。
ここだけの話だけど、
彼が心を入れ替えるきっかけになった出来事が1つある。
それは、結婚まで考えていたパートナーとのお別れだ。
長年お付き合いをしていたこともあり、当たり前だった彼の生活がガラリと変わった。
…めちゃくちゃ凹んでた。
この頃を境に、自分はこのままで良いのか、自分が本当にやりたいことはなんなのかを本気で考えるようになったようだ。
その当時はめちゃくちゃ凹んでいたし、可哀想でもあったけど、今思えばあの出来事があってよかったと思う。
なぜなら今こうして、僕と彼はアトラエで共に戦えているからだ。
「いつか一緒に働きたい」
そんな約束をしてから何年たっただろう。今同じ会社で、同じ事業に関わる彼はとても目がいきいきしていて毎日が楽しそうだ。
誘ってよかった。
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