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40年前の足踏みセラピーが時を超えてつながったこと、変わったことと変わらないこと

足踏みセラピーの現場から。

わたしの施術は足踏みセラピー、と名乗っておりますが、このメソッド(現在も勉強中!)のもともとの名称は”楽健法(らっけんほう)”といいます。

40年ほども前にその楽健法の施術を受けたというSさんに、先日貴重なお話を伺いました。

Sさんは、施術に通ってきてくださっているKさんのお身内。
かねてより、Kさんの不調の改善には楽健法がいいのではないか?と常々思っておりながらなかなか施術者に出会うことができず、そんな話を聞いていたKさんご本人が、星読みのyujiさんのブログをご覧になってわたしを見つけてくださったのがことの発端。(こちらでご紹介いただいた方だったかもしれません)

以後Kさんにはとても良くしていただいていて、yujiさんのブログでのご紹介にはじまり、かつてSさんを施術されていた大先輩に、忘れずにいてくださったSさんに、それらのはるばるつながってくださったご縁に、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

さて、Sさんが40年ほど前に施術を受けていた時のことについて。
Sさん、Kさんお二人から伺ったことを箇条書きにしてみます。

①施術するところに、鉄の棒のようなものが渡してあった。施術者は棒をつかんで体重コントロールする
(現在は棒は使いません)
②会社の指示で公休日に施術を受けた。支払いは会社持ち。健康診断の数値の悪い人が、再検査の時には正常範囲になる。高度成長期で人手不足、熟練した社員の替えは利かない。だから健康でいてもらわないと会社が困る。
(※治るとか絶対言っちゃいけないリラクゼーション業界。あくまで個人の方の記憶とご感想です!!!)
③わきの下をそれぞれ20分ずつ、そけい部を20分ずつの施術だった。そこに有害な○○(伏せます)が溜まるので、流すと体調が良くなると聞いていた。

①は師匠たちから聞いていましたが、②③は知らなかった~!

①天井の棒
楽健法創始者の山内宥厳(やまのうちゆうげん)先生は、奈良のお坊様。80代の現在も日本中のお弟子さんに楽健法を広め、昨年まではご夫婦で、週に1度は天然酵母のパン屋さんもされていました。短歌に詩作に演劇などもされる多才(多彩)な方。数回お会いしたことがありますが、なんというか、ロックな存在。
楽健法の原型は新日本延命学というそうで、棒につかまって施術されていたそうなのですが、棒がなくても床にマットさえあればいつでもどこでも施術できるようにしたものが現在の楽健法とのことです。

②健康診断の数値
そういえばわたしも心当たりが。
2019年の健康診断の数値。結果を聞きに行ったときお医者様にニッコニコで、
「はーい、オールA!オールA!オールA!オールA!!」
と言っていただきました。
年齢はすでに40歳を超え、兄と姉は中性脂肪だ血糖値だγ-グロブリンだと毎年不健康自慢?しておりましたので私もそうなるかと思いきや。
その年も良く歩き、ストレスの少ない生活ではありましたが、なんでも好きなものをお腹いっぱい食べる生活はきょうだいたちとさほど変わりません。

けれどありましたね。大きく違うことが。
この年は楽健法をとにかく習得したくて、月に5-6回各地の練習会に参加していました。踏んで踏まれる練習会。週1回以上の施術を受け続けているような状態でした。

今年の練習会は、月に1-2回いけたらいいなという感じ。
昨年の健康診断はパスしてしまいましたので、今年の健康診断が楽しみなような、怖いような、、、!!

③手足の付け根のリンパを流す
1時間半ほどかけて全身を順に踏むのが現在の楽健法の手順(足順?)ですが、今も手足の付け根は多めにしっかり踏みます。流れれば体はスッキリ軽く。わたしのところに施術を受けにいらした方はご存じかと思いますが、わきの下などはめちゃくちゃ痛い!ですものね。
それでも今は1か所に20分なんて長時間はしていませんので、ちょっとこのことについては研究したいなあ、、!と思っております。

40年前、まだわたしががおかっぱ頭で木の枝振り回し野山を駆け回っていたころから、(え、いまもおかっぱだろうって??)脈々と続いてつながってきている足踏みセラピー。

わたしもこの先誰かに広げたり、渡したりしていくのだろうな~と思うと、身の引き締まる思いを感じています。

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香苗 Kanae
気にかけてくださってありがとうございます! これからも記事更新がんばりますね。