「期待」を手放す
あなたは自分の感情を客観視する習慣がありますか?
自分がなぜイライラしたのか?とか
なんでこんなに感動したんだろう?とか
なんでこんなにも嬉しい気持ちになるんだろう?とか
自分主体でその感情が生まれたときには、
どうしようもないことだと思うけど、
自分以外の誰かの行動や言動によって、
自分の感情に波風がたつことも少なくないんじゃないかと思う。
その多くは、
自分が誰かを「コントロールしたい」と思う気持ちからなんじゃないかと思う。
「コントロール」という言葉をみると、
ゾッとするかもしれない。
けど、
自分が相手に求める反応や行動や言動があるってことは、
コントロールしたいってことに等しいんじゃないかと思う。
だから、
相手の反応や言動や行動が、
期待通りであれば、気分がいいし、その逆も然り。
そして、
そういうのって、近い存在であればあるほど、
顕著に現れるのではないかと思う。
例えば、パートナーや、子ども。
「同調してほしい」
「慰めてほしい」
「◯◯してほしい」
「◯◯しないでほしい」
「こういう子になってほしい」
「忘れ物しないでほしい」
「勉強できてほしい」
「こんな道に進んでほしい」
「期待」という名のコントロール欲が働くんじゃないかと思う。
自分は自分だし、
自分は自分以外の誰のものでもない。
あなたの家族でも、
あなたが産んでも、
誰もあなたのものじゃない。
恋人や夫婦という関係でも、
親と子という関係でも、
いくら親しく近しい関係だとしても、
あなた以外はあなたのものじゃない。
選択肢や決定権は、いつもその人のもの。
分かっていても、
パートナーや子どもに、
「こうあって欲しい」と思い、その思いがあるが故に感情に波風がたつのは何故だろう。
悪い意味じゃない。
人に期待するということを手放すと、
すごく楽に軽くなれる。
そして、
自分を信じて、
思う存分に自分に期待すればいい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?