ぬかをくらう
我が家には古い家庭用精米機がある。祖母から譲り受けた。
毎度食べるだけの玄米を精米機に入れ、好きな分づきを選んで精米する。
ある時は5分つき、又ある時は白米、と、気分でお米のつき具合をかえて食べている。
この精米機の底に「米ぬか」がたまる。
柔らかな明るい薄茶色をした粉。竹の子を煮るときに使うあれだ。
特に用途も思いつかなかったので、今まで生ゴミとして捨てていたのだけど、ある時何故かもったいないような気がして、どうにかして活用できないものかと思い立った。
米ぬか、実は食べることができるのだ。
玄米を食べるのだから、その表皮が食べれるのは当たり前だ。そのことに全く気づいていなかった。
我が家のお米は田舎の父がほぼ農薬を使うことなく育てた米なので、農薬の心配もない。無農薬ではないけど多分大丈夫。多分。
私は米ぬかを食べることにした。
一番簡単そうで且つ美味しそうな食べ方、それはクッキーにして食べることだった。
手順はこうだ。
ザクザク歯応えのある素朴なクッキーになった。
米ぬかを炒ったことで歯応えが出たのだろうか?香ばしさも普通のクッキーより強く出ている。
これは美味しい!ほんとにおすすめ。グルテンフリーなところもいい。
今度から米ぬかはクッキーにして食べることにした!
・・・が、米ぬかは毎日出てくる。玄米を精米するたび出てくる。
(私は玄米そのものより5分つきが好きなのだ)
毎日クッキーを焼くわけにもいかない。
他に用途は無いか・・・試行錯誤の日々は続きそう。
入浴剤にしてもいいかも?なんて思っている。