どう乗り越える?移動の問題
仙台で看護師付き添いサービスをしています、看護師付き添いサービスかなえです。
今日のnoteは移動について。
皆さんは、移動に関する問題に直面したことはありませんか?例えば、病院への通院や日常的な外出、施設への送迎など…移動が負担になる場面は多いですよね。特に、介護が必要な方が身体的な制限を抱えている場合や、車いすが必要な場合には、移動が思った以上に大変な作業になります。
移動がスムーズに行えないと、家族や介護者の負担が増えてしまいます。介護が必要な方自身も、次第に外出や移動を遠慮してしまうようになるケースもあります。そうなると社会とのつながりが薄れ、閉じこもりがちになってしまいます。このような状況では生活の質の低下を招きかねません。
移動に関する主な問題点は下記のようなものが挙げられます。
1. 身体的負担が大きい
車いすや歩行補助具を使う場合、移動にはコツや力が必要です。自宅の段差や狭い玄関、外出先での環境が原因で、介助者の腰や肩に負担がかかりやすくなります。
2. 交通手段の確保が難しい
公共交通機関はバリアフリー対応が進んでいますが、利用する時間帯や場所によっては混雑していたり、スムーズに利用できないことがあります。また、自家用車を使う場合でも、車への乗り降りや車椅子の積み下ろしは一苦労です。
3. 時間的負担がある
移動には思ったよりも多くの時間がかかります。時間的負担は介護する側のスケジュールにも大きな影響を及ぼします。特に平日の通院や施設への送迎などは、仕事や家事との両立が難しくなる原因のひとつではないてしょうか。
そのような移動問題を解決するための対策を3つお伝えします。
1. 福祉車両やタクシーサービスを活用する
まず、福祉車両や介護タクシーの利用を検討してみましょう。リフト付きの車両は、車椅子のまま移動できるため、負担を大幅に軽減できます。
2. 自宅をバリアフリー化する
スロープを設置したり手すりを設置するなど、環境を整えることで移動時の負担を減らせます。特に玄関周りや車椅子の出入りが多い箇所の改善が効果的です。とはいえ、簡単な事ではありませんよね。保険制度を利用しながら進めていくと良いでしょう。
3. 訪問看護や訪問診療を利用する
どうしても移動が難しい場合は、訪問看護や訪問診療を利用できるか相談してみるのも一つの方法です。必要に応じて専門家に自宅で対応してもらうことで、移動そのものを減らす選択肢も考えられます。
移動の負担を軽くすることで得られるもの
移動の問題を解決することで、介護者の体力的・精神的負担が軽減されるのはもちろん、被介護者自身も外出の機会が増えるかもしれません。そうなると気分転換や社会参加の可能性が広がりますね。
このように、移動のストレスが減ることで、より快適な生活を送れるようになるでしょう。
移動に困難を感じたら、周囲のサービスを積極的に活用してみてください。
介護者が全てを抱え込む必要はありません。専門家や地域の力を借りながら、より安心で負担の少ない移動環境を整えていきましょう。
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