オバケが出た!と思えば楽になる!? ~苦手な人から自分を守る思考法~
私の周りにはよくオバケが出ます!
寒くなってきたのに怪談かよ。。。って
読むのやめないでください( ;∀;)
そうではなくて、
オバケだと思い込むことで自己防衛しているということです。
どういうこと? と思いますよね。
これは精神科看護師をしている中で身についたスキルです。
例えば、
さっきまで機嫌が良かったのに、理不尽に怒り出した人がいます。
あなたならどう思いますか?
こわっ、近づかないようにしよう。。。
え、私何か嫌なことしたかな?
更年期かな?
などなど、その人によって感じることは異なるでしょう。
もちろん自分が悪いことをしたのなら、きちんと謝罪すべきです。
ここでは理不尽に怒られたときです。
あまり気にしない人なら、それに越したことはありません。
あたしは
すごく気になるし、嫌な気分になって引きづります。
自分が悪いような気がして気がめいります。
その時間はすごくもったいないし、無駄な時間。
その間のパフォーマンスも低下しますし効率的じゃないです。
そこで私は考えました。
自分を守って、無駄なことに時間を使わないために
オバケに悪者になってもらうことにしたのです(^^)
ふざけているように聞こえるかもしれませんが、これは精神科で働いてきた経験と、研修会などで学んだ技術から導き出されているので
なかなか理にかなっています(^^)
どういうことかというと、
先ほどの理不尽に怒り出した人に対して考えてみます。
理不尽に怒り出した人がいたとします。
実はオバケに憑依されてる!でた、怒りオバケ!!
そう思うのです。
こっちにすごく怒ってきても、
あーーー、オバケが前面に出てきた~。完全に憑依されてるじゃん。
と、どこか他人事に思える。
かなり酷いことを言われても、オバケが言っているのですから心に響いてきません。
オバケだからね、そう思うのね。とその程度。
ここで大事なのは、その人自身は悪者にならないということです。
ここが最も重要。
その人自体を悪者にしてしまうと、その人の人格を否定してしまうことになります。
いくら酷いことをいう人でも人格を否定してはだめ。
それはただ負の感情を生むだけ。
負の感情や人格を否定するという行為は自分自身を汚します。自分に返ってくるのです。
自分にも相手にも不利益です。
そうではなく、あくまでオバケが悪いので、その人自体は悪くなりません。
嵐が過ぎ去るまでの心の持ち方というか、考え方ですね。
もちろん、怒る人以外にも使えます。
大抵のこちらを不快にさせる人には使えます。
一番は、そういう人には近づかないこと、意識して距離をおく。
それがいいのですが、そうもいかないこともあります。
特に仕事上だと、こちらも感情的になることはできません。
でも、わたしたちだって一人の人間。
悲しくなったりつらくなったり、負の感情を抱くのは当然です。
その感情にうそをつく必要はありません。
自分の感情を押し込むのがプロではなく、
自分の感情を知ったうえで表出をコントロールできるのがプロです。
そして、負の感情に振り回されるのは、仕事上、プライベートにかかわらず無駄な時間です。
限りある人生、限りある時間
有益に過ごせるように
感情をコントロールできるように、
オバケさん、よろしく。
こんな考え方もありますよ(^^)
でたな!オバケ!!!
オバケは適当にやり過ごして
自分の心に少しでも笑顔が増えていきますように。
試しにやってみてください(^^)
苦手な人はいて当たり前。
そんな人から自分を守れると、生きやすくなりますよ!