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aimena
「パパにプレゼントする絵本」月野羽唯さん作品を読んで【創作大賞感想】
今回拝読させていただいたのは、こちらの作品になります。
パパへのプレゼント、っていうアイディアが素敵です。
そういえば、うちも出産祝いって、パパにはなかったかも。
親戚から家族単位でご祝儀をいただくことはありましたが、パパ宛てのかたちに残るプレゼントってあまりない気がします。
ママには「出産おつかれさま」、赤ちゃんには「この世界へようこそ」とプレゼントを贈るのに、考えてみれば不思議です。
パパは、赤ちゃんのいる世界の人と認められていないみたい。
それは寂しいことですね。
ー感想ー
なんだか、ふっと、あの頃は幸せだったなぁ、と思って涙が出ました。
妊娠出産で不安だったけれど、妊娠中期~後期はあったかい時間でした。
妊娠中って、ママにとって本当に特別な時間ですよね。
でも、パパにとっても特別だったんだろうな、と。
このお話のような世界に私たちもいて、夫もお腹に手を当ててくれたり、赤ちゃんに話しかけてくれたりしました。
産まれる前も、産まれてからも、きっと大切に想ってくれていたのでしょう……。
私にはお嫁さんのいる息子がいますが、いつか二人に赤ちゃんができたら、この絵本を贈りたいです。
赤ちゃんが手に取ってもいいように、角が無くて装丁がしっかりした紙の絵本になるのを期待……!
すぐに重版かかりそう。
あの頃の、あたたかい時間にリボンをかけて贈るなら、きっとこんなお話になる。
パパも嬉しいと思うし、ママも赤ちゃんも、愛されていることを感じてくれそうです。
心に染みる、素敵なお話をありがとうございました!