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「わたしの 学校,いい 学校」

ニコタローさんの記事を読んで。

面白い例えだ、と思ったと同時に思い出したエピソードがあります。

黒柳徹子さんの小学生時代の生活を綴ったノンフィクション作品です。
最初の小学校を諸理由により退学になったトットちゃんが編入したトモエ学園での日々がメインに綴られています。
この学校が今からしてもなかなか、当時からすれば相当に変わった学校でした。

このなかでよその学校の男の子たちが,「トモエ学園ボロ学校!入ってみても,ボロ学校!」と囃し立てる歌が聞こえます。
トットちゃんは怒ります。これはひどい、と。

見た目だけがボロい。もしくは入ってみたらボロい、ならまだマシ。なのに両方ともボロいだなんてあんまりだ。

トットちゃんは校門の前に立ってしみじみと呟きます。
「トモエ学園,いい学校」
校門のくぐって中に入り、嬉しくなって口ずさみます。
「入ってみても,いい学校!」

「トモエ学園,いい学校!入ってみても,いい学校!」と歌い始めると、校庭にいた生徒たちみんなも一緒になって大合唱する、というお話。

校長先生はどんなにか嬉しかっただろう。

自発的に本当の気持ちからいいところ楽しいところだ、と口にできるのって、考え方だけでどうこう出来ることではなくて、本当にいいところでないと出てきません。

このコミュニティ(社会)のために自分自身がどう行動すればいいのか、どう話し合って折り合いをつけるのかを考えるべきだと思います。

私は今、ちゃんと歌えますよ。
そしてこれからも歌えるように考えて行動していきたいと思います。


「ボンバー学園,いい学校!入ってみても,いい学校!」

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