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三男の出産から3歳児検診まで

こんにちは。
かなでと申します。
今日は三男が生まれてから3歳児検診までの気持ちを綴ってみたいと思います。

♦息子が生まれた日♦
産声をあげなかった息子。
生まれた息子は、上の子2人とは明らかに違う色。真っ黒に見えた。
(主人は真っ白に見えたと。お互い全くの正反対に見えていました)
血が通っていないような色。泣かない息子。横で慌てる主人。
不思議と私は
「あれ、泣かない。でも大丈夫。この子は生きる!」
そう思いました。
出産したばかりの私は、横になっていて赤ちゃんの様子が見えない。主人は心配そうに赤ちゃんを見ている。
先生たちの声。でも何を話していたのか、何をしていたのか、どれくらいの時間が経ったのか、覚えていない。
ふと、
「この子、何かあるな」
何故か、出産後泣かない我が子にそう感じた。
「でもいい、何があってもこの子を守ろう」
そう心の中で誓った瞬間、息子が泣いた。産声をあげた。
全くの偶然だと思う。
偶然だけど、自分の中でこのタイミングで泣いたことが確信に変わり、何があっても必ず守ろう!そう誓った。

♦順調にすくすく成長して♦
生まれてから息子はすくすく育ち、成長は順調で3歳児検診の日まで何もひっかからなかった。
でも、成長するにつれて、自分の中で感じる違和感。何かおかしいな、そう感じていました。
目の向きや落ちつき。そして、言葉が消える。。。
周りとは明らかに違う。
それは、幼稚園に入園してすごく感じました。

♦プレ幼稚園に入園♦
2歳10か月の時に、お兄ちゃんの通っている幼稚園にプレ入園しました。週2回の2歳児クラス。
周りの子供たちは落ちついて座る。先生の話してることも理解している。名前を呼ばれると返事をする。
息子は、それが出来ない。
いざ、自分の子供との違いを目のあたりにすると、とても苦しくて。
しばらくは、親子登園。必然と見える現実。
動き回る我が子を必死で落ち着かせる。一人だけ別行動。汗だくの私。
入園から1カ月後親子登園終了。子供のみの保育。色々あり、私達親子は親子登園継続。
8カ月ほど過ぎたところで、段々自分に笑顔が消えていくのが分かって。
幼稚園でのこの状況で、沢山の人に迷惑をかけてしまっている。
先生やお友達にも。
このままではダメだ。そう思い、先生に退園を申し出ました。
先生から、「少しお話を聞かせて頂けませんか?」そう声をかけてくださいました。
「お母さんのお気持ちを聞かせてください」と。
自分の気持ちを話そうと思った瞬間、自分でもびっくりするほどに突然涙がばっと溢れ、泣いてしまう!と思う余裕もなく止める暇もなく話そうと思うのと同時に涙があふれていました。
そして、言葉が遅い事、じっとできなくて迷惑をかけてしまっていること、一生懸命頑張っている息子に対してそう思ってしまっている自分が嫌な事。いざ話すと3割ほどしか話せなかったけど、先生は黙って聞いてくれました。
自分は大丈夫!そう思っていたのに、受け入れていたはずなのに、気付かないうちに心は限界で。
先生がそっと口を開きました。
「お母さん、迷惑なんかではありません。お友達のみんなは息子君が大好きなんです。息子君が違う事をしても、こっちだよーとおいでーって手を引いてくれる。息子君のやってることをニコニコして見守っている。そして一緒にやっている。自然と周りの子が笑顔になっているんです。気付いていますか?お友達が泣いているとやさしくよしよしって頭を撫でて慰めているんです。本当に優しい子なんです。もし、今後何かトラブルが起きたらその時に私達職員が全員で考えます。息子君は息子君なんです。それでいいんです!」
先生のその言葉に本当に救われたんだ。

♦3歳児検診♦
幼稚園の先生と話した翌日、役所に電話をしました。
発達が気になるので見てほしいと。すると、もうすぐ3歳児検診がありますのでその時に見ましょう。そう言ってくださいました。
そして当日。しっかり検査をしてくださいました。
結果は「発達障害の疑いあり」
その場で療育の話などがありました。そして、後日先生の診断の予約を入れました。1年待ち。
とりあえず結果が分かった。診断名はまだついていないけれど、これで前に進める。そう思っていました。
でも現実はそんな甘いものじゃなくて。
もー、いろいろな事が起きます。
沢山悩んで、頑張って、格闘して。
泣いて笑って。
9つの嬉しい言葉よりも1つの悲しい言葉が心に残って。
でも、不思議と強くなる。いや、強くならないとやっていけない。
沢山笑って!たくさんたくさん

100人違ってそれでいい
1人1人違ってそれでいい
違う考えの人を受け入れられる人に
頑張りすぎず力を抜いて

今日の一日が皆様にとって笑顔あふれる日になりますように☆彡

最後までお読みいただきありがとうございました。
また遊びに来て下さったら嬉しいです。

沢山ある記事の中から、見に来てくださり本当にありがとうございました!!

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