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Siremoという会社でNFTに関わる事業をはじめる理由

創ることを趣味で終わらせない。世界を創る。

日本、世界で“あってよかった”と思われるサービスを創りたい

Siremo代表のかなだです。Siremoはクリエイターとそのファンが自分らしくいられることを目指すスタートアップです。
現在はデジタル作品をNFTとして販売可能な自分だけのページを起ち上げられて「かんたんに、たのしく」売買できるプロダクトを開発しています。
「あらゆるクリエイター・アーティストが、その情熱で創作活動を自由に続けられるようにする。」をビジョンに掲げ、創作と経済活動の正の循環を回すことで社会をより良く変革することを目指しています。2021年11月に創業し、現在はサービスローンチを目指して開発とクリエイターの方々との関係構築を進めています。

この記事では、Siremo創業に至る経緯や込めた想いなどをお伝えさせていただき、共感してくれる仲間がひとりでも増えてくれたらと思います。

私は昔からものづくりが好きで、自分の作ったものを使ってもらったり見てもらって喜んでもらうのが生きがいでした。大学生のとき、iPhoneに初めて出会って「世界の人の手のひらに自分が作ったモノが届けられる時代が来る」と思ってワクワクした感覚を鮮明に覚えています。自分がつくったもので皆がワクワクするんじゃないか、ハッと驚くんじゃないかって想像しながら形にしていくプロセスが好きで、一番幸せな時間だと感じています。また、そのプロダクトが誰かの手に届いて今よりちょっとでもその人の人生がポジティブになったときに感動があります。

私が今のキャリアを志したのは大学生のときです。Webサービスが好きで手探りで個人で企画、開発をしていました。2012年に新卒で小さなゲーム会社に入って自分の企画提案した新規ゲームの起ち上げを行いました。その中で駅メモ!という位置情報ゲームの起ち上げを行います。(ここで初めてこのサービスがあってよかったと言ってもらえる経験をしますがその話はまた別途。)

その後、2016年から株式会社エウレカに転職。執行役員 VP Productとしてマッチングアプリ「Pairs」の会員数を300万から1,500万へと急成長を導くことに貢献をしてきました。そのときに得たPdMとしての仕事観については以下もご覧ください。

■かなだゆうきの仕事観

わたしの目標は、一言でいうと『日本、世界で“あってよかった”と思われるサービスを作り笑顔になってもらう』ことです。これをSiremoで実現していくべく日々奮闘しています。

ある日、突然、アイディアが何にも出てこなくなった。

こんなにものづくりが好きな自分でも、ある日、突然アイディアも出て来なくなったことがあります。新卒4年目頃の経験です。自分たちが作ったサービスを運営していたときに、あまりにもプレッシャーを感じて行き詰まり、ほとんど何にも手につかなくなるほどやる気がなくなってしまいました。

一番好きだったことができなくなって、、あの時は今思い返しても二度と経験したくないくらい苦しい日々でした。しんどいので、ふらっと六本木の国立新美術館に散歩がてらに足を運びました。そこで偶然出会った作品に私は救われることになります。

作品は心の良薬

そのときはテーマ展、たくさんのアーティストさんが数点ずつ作品を集めたような会でした。見て回るうちにうわーっと引き込まれるかのように見入ってしまった絵に出会ったのです。

その作品のテーマを読んでみると、作者は自分と同じ様に作品を生み出すのにもがきながら苦労していて、それでも何とか生み出したものだと知りました。そのときに、自分の心境とあまりにもシンクロして心が動いて自分も「また頑張ろう」という気持ちにさせてくれました。こうした創作は私たちの心を癒やし、明日を生き抜く活力を与えてくれるんだと気づいた瞬間です。これが私の起業するうえでの強い原体験となっています。

Siremoのビジネスアイデアは、自分が好きなことをやれて幸せな一方で、そうでない人も多いことに疑問を持ち出したのがキッカケです。私自身、プライベートでAR作品を制作していたときに、それを通じて出会ったAR界隈のクリエイターたちが自分が好きなこと以外で稼いでいるが、本当に魂を込めてやっていることは一銭にもなっていないことを知り、やるせない気持ちになりました。他にも周りでイラストレーター、写真家、書道家として活動している方々が好きなことでも稼ぎたいという想いを抱えながらなかなかそれが構造的にできていないと感じ、解決策をずっと模索して今のサービスに行き着いたのです。

好きなことは“趣味でいい”なんてことはない

私は、まだ届いてない多くの創作品が人々の心を癒やしたり、元気づけるものだと信じています。また、社会的にもたらす便益に対して創作者たちが得ている便益が少ないのではないかという課題を解決していきたいと思っています。

Siremoが目指すところ

世界に通用するプロダクトを生み出したい。というのがわたしの目標です。

エウレカに入って、TinderやMatch.comなど世界の名だたるオンラインデーティングカンパニーのプロダクトエグゼクティブクラスと議論をする機会を得ました。

彼らのプロダクト・マーケ・組織づくりの洗練さ、そして「一発ホームランを狙おう」というものづくりの仕方を指向していて日本と全然違うことにワクワクを覚えました。自分も彼らに並ぶようなプロダクトを生み出して、世界の人たちの生活をよりよくしていきたいです。

YouTubeから歌手が生まれたように。Instagramからインフルエンサーが生まれたように。
Siremoからもっと多くの輝くクリエイター・アーティストが生まれる世界を創る。
そしてこのサービスを使う方々、それを拡める方々が少しでも自分の作品を通してより多くのファンとつながり、愛され、自由に創作を続けられるインフラを創る。
そう考えています。

最後に

サービスについての紹介についてもnoteを書きましたので、そちらもぜひ読んでください。

少しでも共感していただいた方、興味を持っていただいた方は、Meetyでカジュアル面談もオープンしていますので一緒に話しましょう!




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