温冷マッサージガン

本題から言うとSTEADYの温冷マッサージガン、めっちゃ良いよという話です。

*楽天公式ストア。頻繁にセールしてます。最安時は1万円程度。

マッサージガン自体はかなり普及してきたように思いますが、やはり値段によってモーターの強さ・バッテリーの駆動時間・消音機能などで差がついています。

端的にいうと安いものはパワーが弱く、充電が切れやすく、うるさいといった印象です。まぁ使用者がどこまで求めるかといったところで値段と機能の折り合いをつけるのは何事も同じかと思いますが…

更に近年は大型のハイパワー・小型の携帯性と使い分けができるようになりました。大型は大型で良いのですが、選手目線から考えると持ち運ぶものはコンパクトなものが良いのは当然の考え。

小型を大型のモデルと比較すると…
・パワーで劣る
・バッテリーの持ち時間で劣る
この2つがデメリットかなと思います。
逆に言えばココが満足いくレベルならデメリットはほぼ感じないでしょう。携帯性の強みがより活きてくると思います。

まずはその2点から紹介したいと思います。

小型らしからぬ馬力とスタミナ

マッサージガンはビルダーのような大きな筋肉を持つ人からスポーツをしていない人のケア目的まで幅広い層に向けて対応しています。

筋のボリュームが大きければ大きいほど、ケアの際の振動の強さも求められるはずです。

マッサージガン黎明期にハイパーボルトを使用していましたが、モーターの力が凄まじく3段階のうち基本的には臀部でも2程度の強さまでしか使わず最大出力は腐らせ気味でした。もちろん好みや体格で変わる事もあるかと思います。

STEADYのモデルは旧ハイパーボルトと比較すると1〜2段階程度の馬力が出せるといった印象です。もちろん大型の最大馬力には及びませんが、個人的には『ここまであれば十分』といった馬力を備えているように感じています。

以前D社の小型リカバリーガンを購入した事があるのですが、こちらは〜1.5程度までの馬力に思え力不足を感じました。振動回数の表記は変わらないので、ここは使ってみないとわからないかもしれませんね。

そしてバッテリーの駆動時間ですが、後に記述する温冷機能を使わないケースで考えるとかなり長いです。

僕は練習前・中、帰宅後のケアといったスタイルで使っているのですが満充電から1〜2週間は使える印象です。温冷機能を使うとさすがに消費が激しくなりますが、満充電から使えば個人で使う分には1日もたずにバッテリー切れになってしまったなんて事は起こらないと思います。

充電自体はUSBタイプCと汎用性の効くものなので専用の充電器がいらないところもありがたい話です。

というわけで
・十分な馬力がある
・バッテリーの持ち時間も長い
と個人で持ち運ぶマッサージガンとして非常に優秀だと思います。

これだけでも買う価値ありですが、続いて温冷機能についてのポイントを説明したいと思います。

圧倒的進化、温機能

温機能については今後必須になるんじゃないかというレベルで優秀です。

カタログスペックでは振動なしの温機能だけで8時間近く使い続けられれそうです。振動付きでも3時間ほど。

つまり常識の範囲のトレーニング時間では十分使い続けられる事でしょう。

これが何を意味するかというと冬季トレーニングにめちゃくちゃ有効なんです。

温機能は最高で42℃まで調整ができ、直に触ると『暖かい』というより『熱い』と感じるほどです。

冬場のトレーニング前にホットパックと呼ばれるケアグッズを使われた方も多いかと思いますが、医療用のものなど大型のものは専用のウォーマーなどが必要であり当然携帯して使うには向かないものでした。

その点温冷マッサージガンでは携帯性に優れているだけでなく、実際に皮膚の表面温度は短時間で上がります。

通常体温36.2
温機能で皮膚の表面温度が上昇

撮影当時は夏場でしたので最大出力で30秒ほどしか当てていませんが表面温度が上がっています。出力の調整によって長く当てる使い方も、短時間で暖める使い方もお好みのままです。もちろん温機能を使いながらマッサージ機能を使う事もできます。

冬場は寒さにより筋が緊張しているケースはよくありますし、怪我を抱えている場合尚更気にしてしまうところです。

お手軽に確実に寒さによる不利益を減らせるのは大きなメリットだと思っています。もちろん冬場以外でも使える事は多いでしょう。

自信を持って勧められる機能性だと思います。

まだプロタイプ的な冷機能

実践レベルで使える温機能に対して、冷機能はというと『効果はあるけど使いにくいかも?』といった印象です。

冷機能は6℃近くまで調整できるので、触るとしっかり『冷たい』と感じられるレベルなのですが…

難しいのがこの温度を維持し続けられないところです。やはり皮膚に当てると接触面の温度が上がってきてしまうので『冷たい』と感じられる時間は長くはないです。冷たさを取り戻すにはクールダウンの時間が必要になり、当てる→少し待つ→当てるとスムーズに使えないもどかしさを感じます。

温機能の直後、36.5
冷機能使用中は青色のライトが発色する
接触面が『ぬるくなった』と感じるまで当てた後、34.8℃まで下がる

このように冷やす機能としては効果はあるものの、1分程度で冷感が一度減ってしまうのが『もう少し使っていたい…』という気持ちを招きストレスに感じるかもしれません。

個人的には冷えピタのように短時間局所でリフレッシュさせるくらいの期待値で使っています。

今後出力が上がって冷感を保つ時間が増えれば革命的に思いますね。

総括

これは非常に良いものだと思い知人やチームメイトにも勧めています。携帯マッサージガンとしての優秀さに加えて、温機能を使用しての使い方など非常に多岐にわたって使えると思います。冷機能はもう一声といった印象ですが効果は実際に出るレベルではあります。

SNSなどで商品を勧める時は今後売れ行きが良くなって販売が継続したり、コストダウンしたり、あるいは進化したり…そういった下心もとい期待を持ちながら紹介しています。

期待に応えられる品だと思いますので是非検討してもらえたらと思います。LINE友達に登録しておくとセール情報が来るので、それを待つのが吉かもしれませんね。

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