ルディプロジェクトは良いぞ
かれこれ出会って使い始めてから15年は経つアクセルトラッククラブの草野です。
出会いは大学3年生の頃、友人がゼミの実験手伝いでサングラスのサンプルをもらっていたのを見せてもらってからでした。
丁度その頃は『サングラスつけて練習してみようかな?』と懐事情的にも手が伸びてくるタイミングでした。
寮の隣部屋の友人が自転車競技部でサングラスにも詳しく、教えてもらったり貸してもらったりする中で自分のを手に入れなきゃなと初めて買ったのがルディプロジェクトのライドンでした。
そこから15年。4年前後に1本新調したりして通算5つほど。紛失してしまった1本を除けば全て現役として今も使っています。
色んなメーカーを検討してきましたが個人的にはルディプロジェクトを超えるかけ心地はなく、飽きずに使い続けています。
なんとなくニーズに合ったサングラスがないという方に存在を知って良い出会いになればと紹介したいと思います。
ルディプロジェクトって?
1985年創業のイタリアメーカーです。私の生まれが1988年なので近しいのも愛着が湧きますね。
イタリアといえばロードバイクの本場ですが、自転車用サングラスで一大勢力を誇るメーカーです。
サングラスはレンズとフレームで構成されるので違いは何か?というと難しいところもありますが私がルディプロジェクトに最大の信頼を置いているポイントはフレームでありフィット感とホールド感。ここを重点的に紹介したいと思います。
なお、モデルによっては紹介する機能があったりなかったりします。あくまで私は下の機能があるモデルが好き、ということで…
可変式ノースパット
推しどころはここなんですけどね。ルディプロジェクトの多くのモデルには可変式ノースパットが装着されています。
これは金属の芯が埋め込まれていて自分で好きに3次元的に調整できます。
コレによって顔とレンズの距離、レンズと目の高さ、左右の調整が効くのでレンズが欲しい場所にレンズが置ける調整ができます。
私は鼻が曲がってるのでサングラスの種類によってはうまく噛み合わない事も多く、結局毎度ルディプロジェクトに落ち着くのは3次元的な調整が生むフィット感の満足度が高いからです。
鼻周りのフィットで悩む方には是非試して欲しい機能でもあります。
可変式テンプル
鼻周りだけでなくテンプル、こめかみから耳周りにかけても同様に3次元で調整ができます。
顔に沿うに合わせても良し、食い込み気味にする事で掴むようなホールド感。それらを調整する事ができます。
私は感覚的に『サングラスがズレるかもしれない』というのが使用上の不安になるのでガッチリホールドする調整にしています。
スポーツサングラスは長時間使用を前提にしているのでゴムラバーの摩擦などで極力負担にならないように着用中のブレをコントロールしているものが多いですが、シンプルにフレームの形状から頭を掴みにいける感覚はルディプロジェクトならではと思います。
クイックチェンジ
ここは好みかもしれませんがルディプロジェクトはレンズ交換が特に他パーツに触れる事なくレンズをつまむだけで完了できます。
しかしそれだけでは外れないようになっているのでご安心を…そこからフレームを少し捻るようにしてレンズを取り出すことができます。
レンズの種類も豊富ですので気に入ったフレームに使いたいレンズをつけるカスタマイズも気軽にできます。
唯一無二のカスタマイズ
ルディプロジェクトの機能の幾つかを紹介しました。多くの人に汎用性が期待できる形、ではなく個人の形に合わせて調整ができる仕組みなのが魅力だと思っています。
レンズを通しての視界や形状といったものは各メーカー様々であり良し悪しもあると思います。
しかし装着のカスタマイズ、付随するホールド感は唯一だと思っていますので興味ある方は是非一度試着してみて欲しいと思います。
なぜ薦めるかというと日本市場だと売れ行きがイマイチなのか数年前から縮小傾向にあります。さらにオンラインストアの台頭によって実店舗での売り場やラインナップも少なく…
試着したいのに試着できる場所がないと、まるで昨今のシューズやスパイクのようになってしまっているので少しでも興味を持つ人が増えればと紹介してみました。
最初にも紹介しましたがルディプロジェクトと言えばライドン。なんと20年前からほぼ変わらず現行販売し続けている看板モデルです。
こちらを試してみて気に入ったら他のモデルに手を出したりと沼に入ってもらえたらと思います。
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